Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
Global Link Managerがインストールされている管理サーバのIPアドレスを変更する方法を説明します。
- 注意事項
- Hitachi Command Suite製品の設定ファイルを変更する前に管理サーバのIPアドレスを変更していた場合,変更後のIPアドレスを記録しておいてください。
- クラスタ構成ファイル(cluster.confファイル)の設定は変更しないでください。
同じマシンにほかのHitachi Command Suite製品がインストールされている場合,Hitachi Command Suite共通コンポーネントを起動または停止すると,ほかのHitachi Command Suite製品のサービスも一緒に起動または停止されます。
管理サーバのIPアドレスを変更する手順を次に示します。
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite共通コンポーネントを停止します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmds64srv /stop- user_httpsd.confファイルを編集します。
user_httpsd.confファイルの設定で変更前のIPアドレスが使用されている場合は,ホスト名または変更後のIPアドレスに変更します。user_httpsd.confファイルの設定ではホスト名を指定することをお勧めします。
user_httpsd.confファイルの格納先を次に示します。<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf- 管理サーバのIPアドレスを変更し,マシンを再起動します。
Hitachi Command Suite共通コンポーネントの設定ファイルを変更する前に,管理サーバのIPアドレスを変更してあった場合は,ここではマシンの再起動だけを実行してください。- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite共通コンポーネントのサービスが起動していることを確認します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmds64srv /status- Global Link ManagerにログインするためのURLにIPアドレスを使用している場合は,設定を変更します。
URLの変更方法については,「3.9.1 Global Link ManagerにログインするためのURLの変更」を参照してください。なお,管理サーバのIPアドレスを変更した場合には,各Hitachi Command Suite製品の設定も見直す必要があります。変更が必要な設定については「3.7.3 Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名の変更後に必要な設定」を参照してください。
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