Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
IPv4環境で運用していたGlobal Link ManagerをIPv6環境で運用する場合,user_httpsd.confファイルを編集します。user_httpsd.confファイルの格納先を次に示します。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf
- 注意事項
- Global Link ManagerおよびHitachi Command Suite共通コンポーネントを停止してから,user_httpsd.confファイルを編集してください。編集が終わったら,変更内容を有効にするために,Global Link ManagerおよびHitachi Command Suite共通コンポーネントを開始してください。
管理ホストとIPv6でSNMP Trap通信する場合,server.propertiesファイルの設定をする必要があります。プロパティファイルの設定方法については,「3.6 Global Link Managerの環境設定の変更」を参照してください。
- 参考
- Global Link ManagerをIPv6が有効になっている環境に新規インストールした場合,下記の内容はインストーラーが自動的に設定します。
- この項の構成
- (1) IPv6用の設定
- (2) SSL通信をする場合の設定
「Listen [::]:22015」(デフォルト時)行の先頭から番号記号(#)を削除します。ポート番号はIPv4のListen行と同じ番号を指定してください。ポート番号のデフォルトは22015です。
設定例を次に示します。
Listen [::]:22015 Listen 22015
- 注意事項
- 既存のListen行を削除したり編集したりしないでください。誤って変更,削除した場合,IPv4での通信ができなくなります。
「Listen [::]:22016」(デフォルト時)行の先頭から番号記号(#)を削除します。ポート番号はIPv4のListen行と同じ番号を指定してください。SSL通信のポート番号のデフォルトは22016です。SSL通信時の設定については,「5. 通信に関するセキュリティの設定」を参照してください。
設定例を次に示します。
Listen [::]:22016 Listen 22016 <VirtualHost *:22016>
- 注意事項
- 既存のListen行を削除したり編集したりしないでください。誤って変更,削除した場合,IPv4での通信ができなくなります。
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