Hitachi Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(VMware®用)

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3.1.1 HDLMがサポートするホストとOS

HDLMは,次に示すOSが動作するマシンにインストールできます。

この項の構成
(1) ホストの適用OS
(2) リモート管理クライアントの適用OS
(3) リモート管理クライアントで使用するCLI

(1) ホストの適用OS

ホストの適用OSを次に示します。

(2) リモート管理クライアントの適用OS

リモート管理クライアントの適用OSを次の表に示します。

表3-1 リモート管理クライアントの適用OS

OS SP
Windows 10(x64※1) SPなし
Windows 11(x64)※1 SPなし
Windows Server 2012 R2(x64)※1 ※2 SPなし
Windows Server 2016(x64)※1 SPなし
Windows Server 2019(x64)※1 SPなし
Windows Server 2022(x64)※1 SPなし

このマニュアルでは,32ビットCPUで動作するWindowsを(x86),64ビットCPUで動作するWindowsを(x64)と表記しています。

注※1
使用できるCLIは,VMware PowerCLIだけです。

注※2
KB2919442とKB2919355がインストールされている必要があります。

リモート管理クライアントは,ホストと同じLAN上にあるマシンのほか,ホストにインストールされたゲストOS上でも稼働できます。

Global Link Managerと連携する場合に使用するJDK

Global Link Managerと連携する場合は,HDLMに同梱されているJDK(JDK 11)が使用されます。

(3) リモート管理クライアントで使用するCLI

リモート管理クライアントには,前提プログラムとしてVMware PowerCLIが必要です。

前提条件を次に示します。

表3-2 VMware PowerCLIを使用する場合の前提条件

前提OSまたはアプリケーション バージョン 備考
VMware PowerCLI 12.0.0
12.3.0
12.7.0
  • ユーザがインストールします。
  • ホストがESXi 7.xの場合は,12.0.0または12.3.0をインストールします。
    ホストがESXi 8.0の場合は12.7.0をインストールします。
Windows OS
  • Windows 10(x64)
  • Windows 11(x64)
  • Windows Server 2012 R2(x64)
  • Windows Server 2016(x64)
  • Windows Server 2019(x64)
  • Windows Server 2022(x64)
  • PowerCLI のサポートOSに準拠します。
.NET Framework 4.7以降
  • VMware PowerCLI がサポートする 最新バージョンです。
  • ユーザがインストールします。
Microsoft Visual C++ 2015-2019 x86 Redistributable 14.24.28127
  • HDLMのインストール時にインストールされます。
    ただし,14.24.28127以降のバージョンが存在する場合はインストールされません。
Microsoft Visual C++ 2015-2019 x64 Redistributable 14.24.28127
  • HDLMのインストール時にインストールされます。
    ただし,14.24.28127以降のバージョンが存在する場合はインストールされません。

注※
ESXi7.0 Update2と組み合わせて使用する場合は,Global Link Managerと連携できません。