2.9 パスヘルスチェックによる障害検出

I/Oが行われていないパスに対してパスの状態を確認し，障害を検出する機能をパスヘルスチェックと呼びます。

パスヘルスチェック機能は，I/Oの発行の有無に関係なく，稼働状態（Online）のパスを一定間隔でチェックします。障害発生時はパスの状態がOffline(E)に変更されるため，ユーザはHDLMコマンドのviewオペレーションでパスの障害を確認できます。

パスヘルスチェック機能は，VMware vSphere ESXiが提供する機能により実現しています。パスヘルスチェック機能を無効にしたり，チェック間隔を変更したりすることはできません。