3.8.8 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定を有効にする
Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリを使用して統合トレース容量を変更した場合,設定を有効にするために,次に示す手順を実行してください。
root権限を持つユーザでログインします。
HNTRLib2を使用しているプログラムを確認します。
HDLMだけがHNTRLib2を使用している場合にコマンドを実行したときの例を次に示します。
# /opt/hitachi/HNTRLib2/etc/hntr2dgetname JP1/HiCommand Dynamic Link Manager #
HNTRLib2を使用しているプログラムを停止します。
手順2でHDLM以外のプログラムが表示された場合,それらのプログラムを停止してください。そのあとで,手順4に進んでください。HDLMマネージャは停止する必要はありません。
HDLM以外のプログラムの停止方法および起動方法が不明な場合は,手順4以降は実施しないで,ホストを再起動してください。
次に示すコマンドを実行して,統合トレース採取プロセスを停止します。
# /opt/hitachi/HNTRLib2/bin/hntr2kill
次に示すコマンドを実行して,メモリマップドファイルを削除します。
# rm /opt/hitachi/HNTRLib2/mmap/hntr2mmap.mm
次に示すコマンドを実行して,統合トレース採取プロセスを起動します。
# /opt/hitachi/HNTRLib2/bin/hntr2mon -d &
手順3で停止したプログラムを起動します。
手順3で,HDLM以外のプログラムを停止した場合は,それらのプログラムを起動してください。