付録H.2 ストレージシステムのマイクロコードをバージョンダウンした場合の注意事項
ストレージシステムのマイクロコードをバージョンダウンした場合の注意事項と対処方法について説明します。
- メモ
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この注意事項は、ストレージシステムがVSP 5000 シリーズ、VSP G1000、VSP G1500、VSP F1500、VSP G100、G200、G400、G600、G800、VSP F400、F600、F800の場合に該当します。
保守員がストレージシステム側でマイクロコードをバージョンダウンした場合、そのストレージシステムを管理しているConfiguration Manager REST APIで、次の情報が参照できなくなります。
- ジョブの情報
過去のAPIの実行履歴が参照できません。
- リモートストレージシステムの情報
リモートストレージシステムの情報が参照できなくなるため、リモートコピーの操作ができません。
マイクロコードをバージョンダウンした環境でリモートコピーの操作を実行したい場合は、次の手順を実施してください。
- リモートストレージシステムの一覧情報を取得します。
バージョンダウン前に登録されていたリモートストレージシステムの情報が取得できるかを確認してください。
- リモートストレージシステムの情報を取得できない場合は、リモートストレージシステムの情報を再登録してください。