12.3.1 リモート接続の設定とは
このマニュアルでは、REST APIクライアントからのリクエストを受け付ける側のストレージシステムをローカルストレージシステム、ローカルストレージシステムとリモート接続しているストレージシステムをリモートストレージシステムと呼びます。
リモート接続の例を、次の図に示します。
- リモートパス
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正サイトと副サイトのストレージシステム間をつなぐ論理パスをリモートパスといいます。
論理パスを構成するポート番号の組が、リモートパスとして定義されます。
- リモート接続
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リモート接続は、正サイトのストレージシステム(MCU)と副サイトのストレージシステム(RCU)間のリモートパスをグルーピングしたものです。
リモート接続は、1つ以上のリモートパスで構成され、一意のパスグループIDを割り当てて管理します。
リモートストレージシステムからローカルストレージシステムへのコピー方向でリモート接続を設定したい場合は、リモートストレージシステム側のREST APIクライアントから実行してください。
REST APIで実行できるリモート接続の機能を次に示します。
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リモート接続の作成
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リモート接続の設定変更
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リモート接続へのリモートパスの追加
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リモート接続からのリモートパスの削除
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リモート接続の削除
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リモート接続の情報取得
iSCSIポートのリモートパスを作成する場合は、あらかじめ、ローカルストレージシステムのiSCSIポートへ、リモートストレージシステムのiSCSIポートの情報を登録する必要があります。
iSCSIポートについて、REST APIで実行できる機能を次に示します。
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iSCSIポートの登録
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iSCSIポートの削除
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iSCSIポートの情報取得