Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


7.1 ボリュームの割り当てとは

ボリュームの割り当てとは、ホストがストレージシステムのボリュームにアクセスできるようにLUパスを設定することをいいます。

REST APIでは、次の流れでボリュームの割り当てを行います。

  1. ホストの要件に合ったボリュームを用意する

    作成済みのLDEVから要件に合ったボリュームを使用するか、パリティグループまたはプールからLDEVを作成します。

    Universal Volume Managerを使用して外部ストレージシステムと接続している場合は、作成済みの外部パリティグループ(外部ボリュームグループ)から外部ボリュームを作成できます。

  2. ポートの設定をする

    ストレージシステムのポートに対して、ホストグループまたはiSCSIターゲットの設定をします。ホストグループまたはiSCSIターゲットに、LDEVにアクセスするホストの情報を登録します。

    ホストの種別に応じて、ホストモードやホストモードオプションの設定をします。

  3. LUパスを設定する

    ポートのホストグループまたはiSCSIターゲットとLDEV間にLUパスを設定することで、ホストからLDEVにアクセスできるようになります。

[図データ]

図の例では、パリティグループからLDEVを作成し、ホストAのWWNが登録されたホストグループに対してLUパスを設定しています。また、DPプールからLDEVを作成し、ホストB、ホストCのWWNが登録されたホストグループに対してLUパスを設定しています。ホストグループに複数のホストのWWNを登録することで、LDEVへのアクセス設定を一括で設定できます。

ボリュームを作成する要件や、ホストグループまたはiSCSIターゲットの設定の詳細については、マニュアルオープンシステム構築ガイド、またはシステム構築ガイドを参照してください。

メモ

External ポート、およびInitiator ポートのホストグループに対して、REST API からのリクエストを発行しないでください。