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Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


1.8.3 Configuration Manager REST APIサーバとストレージシステム間のSSL通信路(VSP G100、G200、G400、G600、G800VSP F400、F600、F800

Configuration Manager REST APIサーバからストレージシステム(VSP G100、G200、G400、G600、G800VSP F400、F600、F800)へのSSL通信路について説明します。

暗号化通信方式:DTLS

[図データ]

管理サーバ内のRAID Managerとストレージシステム上の仮想コマンドデバイス間でSSL通信を利用できます。Configuration Manager REST APIサーバから発行されたリクエストは、ストレージシステム上の仮想コマンドデバイスを経由して実行されます。SSL通信には、SVP にインストールされているサーバ証明書が使用されます。デフォルトのサーバ証明書は自己署名証明書です。よりセキュリティを高めるために別の自己署名証明書または認証局の署名済みの証明書を使用する場合は、SSL通信の設定をやり直してください。

SSL通信を利用するためには、ストレージシステムの登録または情報変更のAPIで、SSL通信を有効にする必要があります。

メモ
  • 通信モードがproxyModeの場合、SSL通信を有効にできません。
  • SSL通信の設定と通信モードの設定で、通信経路が異なる設定をした場合、通信モードの通信経路が優先して使用されます。

    例えば、SSL通信(Out-of-Band)とfcConnectionMode(In-Band)を同時に設定している場合、fcConnectionModeの通信経路が使用されます。