Compute Systems Manager CLI リファレンスガイド
管理対象ブレードの電源をONにするタスクを登録します。
タスクの登録が成功した場合,タスクIDを表示します。
csm {PowerONServer | poweronserver} svpAddr=<ブレード搭載シャーシのマネジメントモジュールのIPアドレス> slotNo=<ブレード搭載スロット番号> [elapseTime=<タイムアウト時間>] [notification={send | not_send | send_only_failed}] [schedule={Now | Later date="<YYYY/MM/DD HH:MM:SS>"}] [verifyLpm={no | yes [lpmElapseTime=<HVMが起動するまでのタイムアウト時間>]}]
パラメーター 説明 svpAddr 電源をONにするブレードが搭載されているシャーシのマネジメントモジュールのIPアドレスを指定します。指定できるIPアドレスはIPv4アドレス,またはIPv6アドレスです。 slotNo 電源をONにするブレードのスロット番号を指定します。 elapseTime 電源がONになるまでのタイムアウト時間です。0から9,999(単位:秒)の値を指定できます。
0を指定した場合,または省略した場合は,デフォルトの値が設定されます。
デフォルトの値はGUIで設定されたタイムアウト時間です。notification Eメール通知の方法を指定します。
notification には次のどれかを指定できます。デフォルトの値はnot_sendです。
- send:Eメール通知あり
- not_send:Eメール通知なし
- send_only_failed:タスク失敗時だけEメール通知あり
schedule 電源をON にするスケジュールを指定します。
schedule には次のどちらかを指定できます。Laterを指定する場合は,dateも合わせて指定してください。
- Now:即時開始
- Later:dateで指定した日時に開始
デフォルトの値はNowです。date ブレードの電源をONにする日付と時刻をYYYY/MM/DD HH:MM:SSの形式で指定します。この値は,「"」で囲む必要があります。
scheduleにLaterを指定する場合,dateは必須です。verifyLpm HVMの起動確認を行うかどうかを指定します。 デフォルトの値はyesです。
- yes:起動確認を行う
- no:起動確認を行わない
lpmElapseTime HVMが起動するまでのタイムアウト時間を指定します。0から9,999(単位:秒)の値を指定できます。
0を指定した場合,または省略した場合は,デフォルトの値が設定されます。
デフォルトの値はGUIで設定されたタイムアウト時間です。
lpmElapseTimeを指定する場合は,verifyLpmをyesに指定する必要があります。
- シャーシのマネジメントモジュールのIPアドレス
シャーシを探索した時に使用した形式のIPアドレスを確認してください。IPv6で探索した場合にはIPv6アドレスを,IPv4で探索した場合にはIPv4アドレスを指定する必要があります。- ブレードが搭載されているスロット番号
- 管理サーバの起動
- loginコマンドによる管理サーバとのセッションの開始
2015年12月31日の12:30:00に,マネジメントモジュールのIPアドレス「1.1.1.1」のシャーシの,スロット番号0に搭載されているブレードの電源を,ONにするタスクを登録します。電源ONまでのタイムアウト時間を600秒に設定し, 電源ONの実施結果をEメール通知します。
Client1>csm PowerONServer svpAddr=1.1.1.1 slotNo=0 elapseTime=600 schedule=Later date="2015/12/31 12:30:00" notification=send 400000000006230
値 意味 0 タスクの登録に成功した。 1 タスクの登録に失敗した。
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