Compute Systems Manager CLI リファレンスガイド

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2.25 PowerONServer(poweronserver)

管理対象ブレードの電源をONにするタスクを登録します。

タスクの登録が成功した場合,タスクIDを表示します。

構文

csm {PowerONServer | poweronserver} 
svpAddr=<ブレード搭載シャーシのマネジメントモジュールのIPアドレス> 
slotNo=<ブレード搭載スロット番号> [elapseTime=<タイムアウト時間>] 
[notification={send | not_send | send_only_failed}] [schedule={Now | Later date="<YYYY/MM/DD HH:MM:SS>"}]
[verifyLpm={no | yes [lpmElapseTime=<HVMが起動するまでのタイムアウト時間>]}]

パラメーター

パラメーター 説明
svpAddr 電源をONにするブレードが搭載されているシャーシのマネジメントモジュールのIPアドレスを指定します。指定できるIPアドレスはIPv4アドレス,またはIPv6アドレスです。
slotNo 電源をONにするブレードのスロット番号を指定します。
elapseTime 電源がONになるまでのタイムアウト時間です。0から9,999(単位:秒)の値を指定できます。
0を指定した場合,または省略した場合は,デフォルトの値が設定されます。
デフォルトの値はGUIで設定されたタイムアウト時間です。
notification Eメール通知の方法を指定します。
notification には次のどれかを指定できます。
  • send:Eメール通知あり
  • not_send:Eメール通知なし
  • send_only_failed:タスク失敗時だけEメール通知あり
デフォルトの値はnot_sendです。
schedule 電源をON にするスケジュールを指定します。
schedule には次のどちらかを指定できます。
  • Now:即時開始
  • Laterdateで指定した日時に開始
Laterを指定する場合は,dateも合わせて指定してください。
デフォルトの値はNowです。
date ブレードの電源をONにする日付と時刻をYYYY/MM/DD HH:MM:SSの形式で指定します。この値は,「"」で囲む必要があります。
scheduleLaterを指定する場合,dateは必須です。
verifyLpm HVMの起動確認を行うかどうかを指定します。
  • yes:起動確認を行う
  • no:起動確認を行わない
デフォルトの値はyesです。
lpmElapseTime HVMが起動するまでのタイムアウト時間を指定します。0から9,999(単位:秒)の値を指定できます。
0を指定した場合,または省略した場合は,デフォルトの値が設定されます。
デフォルトの値はGUIで設定されたタイムアウト時間です。
lpmElapseTimeを指定する場合は,verifyLpmyesに指定する必要があります。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

2015年12月31日の12:30:00に,マネジメントモジュールのIPアドレス「1.1.1.1」のシャーシの,スロット番号0に搭載されているブレードの電源を,ONにするタスクを登録します。電源ONまでのタイムアウト時間を600秒に設定し, 電源ONの実施結果をEメール通知します。

Client1>csm PowerONServer svpAddr=1.1.1.1 slotNo=0 elapseTime=600 schedule=Later date="2015/12/31 12:30:00" notification=send
400000000006230 

戻り値

意味
0 タスクの登録に成功した。
1 タスクの登録に失敗した。

関連コマンド

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