Compute Systems Manager CLI リファレンスガイド

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2.23 PowerOFFServer(poweroffserver)

稼働しているOSをシャットダウンしないで,管理対象ブレードの電源をOFFにするタスクを登録します。

タスクの登録が成功した場合,タスクIDを表示します。

構文

csm {PowerOFFServer | poweroffserver} 
    svpAddr=<ブレード搭載シャーシのマネジメントモジュールのIPアドレス> 
    slotNo=<ブレード搭載スロット番号> 
    [elapseTime=<タイムアウト時間>] [notification={send | not_send | send_only_failed}] 
    [schedule={Now | Later date="<YYYY/MM/DD HH:MM:SS>"}]

パラメーター

パラメーター 説明
svpAddr 強制電源OFFするブレードが搭載されているシャーシのマネジメントモジュールのIPアドレスを指定します。指定できるIPアドレスはIPv4アドレス,またはIPv6アドレスです。
slotNo 強制電源OFFするブレードのスロット番号を指定します。
elapseTime 強制電源OFFするまでのタイムアウト時間です。0から9,999(単位:秒)の値を指定できます。
0を指定した場合,または省略した場合は,デフォルトの値が設定されます。
デフォルトの値はGUIで設定されたタイムアウト時間です。
notification Eメール通知の方法を指定します。
notification には次のどれかを指定できます。
  • send:Eメール通知あり
  • not_send:Eメール通知なし
  • send_only_failed:タスク失敗時だけEメール通知あり
デフォルトの値はnot_sendです。
schedule ブレードを強制電源OFF にするスケジュールを指定します。
scheduleには次のどちらかを指定できます。
  • Now:即時開始
  • Laterdateで指定した日時に開始
Laterを指定する場合は,dateも合わせて指定してください。
デフォルトの値はNowです。
date ブレードを強制電源OFFにする日付と時刻を,YYYY/MM/DD HH:MM:SSの形式で指定します。この値は,「""」で囲む必要があります。
scheduleLaterを指定する場合,dateは必須です。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

2015年12月31日の12:30:00に,マネジメントモジュールのIPアドレスが「1.1.1.1」のシャーシの,スロット番号0に搭載されているブレードを,強制電源OFFするタスクを登録します。強制電源OFFまでのタイムアウト時間を300秒に設定し, 強制電源OFFの実施結果をEメール通知します。

Client1>csm PowerOFFServer svpAddr=1.1.1.1 slotNo=0 elapseTime=300 schedule=Later date="2015/12/31 12:30:00" notification=send
400000000006236

戻り値

意味
0 タスクの登録に成功した。
1 タスクの登録に失敗した。

関連コマンド

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