Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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6.10.1 外部認証サーバとの連携設定で使用するコマンドに関する注意事項

外部認証サーバと連携するためのコマンドを実行する場合,コマンドの引数を指定する規則に従っている必要があります。

コマンドラインの引数に制御文字が含まれる場合は,次の規則に従い正しくエスケープしてください。

また,円記号(\)はコマンドラインでは特殊な扱いとなるため,引数に円記号(\)が含まれる場合には注意が必要です。

Windowsの場合:

次の文字が引数に含まれる場合,引数を引用符(")で囲むか,1文字ごとにアクサンシルコンフレックス(^)でエスケープしてください。

半角スペース & | ^ < > ( )

円記号(\)は,次に続く文字によってはエスケープ文字として扱われることがあります。このため,引数に円記号(\)と上記の文字が含まれる場合には,引用符(")で囲まないで,上記文字を1文字ごとにアクサンシルコンフレックス(^)でエスケープしてください。

また,引数の末尾に円記号(\)がある場合は,円記号(\)でエスケープしてください。

Linuxの場合:

次の文字が引数に含まれる場合は,引数を引用符(")で囲むか,1文字ごとに円記号(\)でエスケープしてください。

半角スペース # & ' ( ) ~ \ ` < > ; |

ただし,円記号(\)は,引用符(")で囲われていてもエスケープ文字として扱われます。引数に円記号(\)が含まれる場合には,必ず円記号(\)でエスケープしてください。

関連項目

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