Compute Systems Manager 導入・設定ガイド
Compute Systems Managerでは,ネットワークの通信でTLSを使用してセキュリティ通信できます。セキュリティ通信を使用すると,通信路が暗号化されるため,情報の漏えいを防げます。また,通信相手を特定するための認証を強化したり,送受信するデータの改ざんを検出したりできます。
Compute Systems Managerでは次の通信路でセキュリティ通信を使用できます。
- 管理サーバと管理クライアント間の通信路
- 管理サーバとSMTPサーバ間の通信路
- 管理サーバと管理対象サーバ間の通信路
- 管理サーバとDevice Managerサーバ間の通信路
- 管理サーバと外部認証サーバ(LDAPディレクトリサーバ)間の通信路
また,特定の管理クライアントにだけ管理サーバへのアクセスを許可するよう,アクセス制限を設けることで管理サーバのセキュリティを強化できます。
重要
- セキュリティを有効にしてCompute Systems Managerを運用する場合,サーバ証明書の有効期限が切れていないことを確認してください。サーバ証明書の有効期限が切れるとユーザーがCompute Systems Managerに接続できなくなることがあります。この場合,有効期限内の証明書をCompute Systems Managerに登録し直してください。
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