Compute Systems Manager 導入・設定ガイド
Linuxの管理対象ホストと管理サーバ間でSSHプロトコルを使用する場合は,ログインユーザーの設定が必要です。
参考
- 管理対象ホストにrootユーザーでログインする場合,または一般ユーザーでログインしてsudoコマンドを利用する場合は,このトピックで説明している設定は不要です。
- 管理対象ホストがLinuxである
- root権限を持たない一般ユーザーを使用した,SSHプロトコルによるIP接続の設定
管理対象ホストに一般ユーザーでログインし,suコマンドを利用できるようにする手順を次に示します。
- 管理対象ホストを探索するときに利用する認証情報として,次の情報を管理サーバに登録します。
管理クライアントを使用した管理対象ホストの設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite Compute Systems Manager ユーザーズガイド」を参照してください。
- IPアドレス:<管理対象ホストのIPアドレス>
- ポート番号:<管理対象ホストのSSHポート番号>
- ユーザー名:<ログイン時に使用する一般ユーザー名>
- パスワード:<一般ユーザーのパスワード>
- suパスワード:<rootユーザーのパスワード>
- rootユーザーでのアクセスを制限したい場合は,管理対象ホストで/etc/ssh/sshd_configを開き,PermitRootLoginの値を次のように変更します。
PermitRootLogin no
重要
- ほかのプログラムでrootユーザーを使ってログインすることがない場合は,PermitRootLogin noに設定することをお勧めします。
- Device ManagerとCompute Systems Managerを同じ管理サーバで使用する場合,Device Managerではsudoコマンドを実行できるように設定する必要があります。
Device Managerでのsudoコマンドの設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。一般ユーザーでログインしてsuコマンドを利用できるようになります。
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