Compute Systems Manager ユーザーズガイド

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4.5.4 ラックマウントサーバの電力キャッピングを有効にする

ラックマウントサーバの電力キャッピングを有効にして,サーバの消費電力を制御できます。

消費電力を抑えると,サーバの電圧やCPU周波数が低下して,サーバ上のホストで稼働するアプリケーションに影響を及ぼすおそれがあります。事前に,ホストの性能に余裕があることを確認してください。

事前に確認しておく情報

  1. リソース]タブから[シャーシ & サーバ]-[サーバ]-[ラックマウント]を選択します。
    管理対象のラックマウントサーバ一覧が表示されます。
  2. ラックマウント電力情報表示]をクリックします。
  3. 電力キャッピングを有効にするサーバを選択します。
  4. キャッピング開始]をクリックします。
  5. 消費電力の上限値を設定します。
  6. プラン確認]をクリックして,サマリーに表示されたタスクの内容を確認します。
    1. ここでは,タスク名の更新や説明の入力もできます。
    2. スケジュール設定]を展開し,タスクのスケジュールを指定します。
      タスクをすぐに実行するか,あとで実行するかを選択できます。また,指定した間隔でタスクを繰り返し実行することもできます。 デフォルトでは[今すぐ実行]が設定されています。
  7. 実行]をクリックします。
    進捗状況や実行結果は,[タスク & アラート]タブで確認できます。

リソース]タブのラックマウントサーバ一覧から[ラックマウント電力情報表示]を選択すると,ラックマウントサーバの消費電力が正しく制御されているかどうかの状態を確認できます。

リソース]タブのホスト一覧から[性能情報表示]を選択すると,電力キャッピングを有効にしたラックマウントサーバで稼働しているホストの性能が,影響を受けていないことを確認できます。

関連項目

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