Compute Systems Manager ユーザーズガイド

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4.5.2 シャーシの電力キャッピングを有効にする

シャーシの電力キャッピングを有効にして,シャーシの消費電力を制御できます。 さらに,そのシャーシに搭載されている特定のブレードサーバを電力キャッピングの対象外にすることもできます。

消費電力を抑えると,シャーシの電圧やブレードサーバのCPU周波数が低下して,サーバ上のホストで稼働するアプリケーションに影響を及ぼすおそれがあります。事前に,ホストの性能に余裕があることを確認してください。

  1. リソース]タブから[シャーシ & サーバ]-[シャーシ]-[シャーシ]を選択します。
    管理対象の[シャーシ]一覧が表示されます。
  2. シャーシ電力情報表示]をクリックします。
  3. 電力キャッピングを有効にするシャーシを選択します。
  4. キャッピング開始]をクリックします。
  5. 消費電力の上限値を設定します。
  6. シャーシ内の特定のブレードサーバを電力キャッピングの対象外にしたい場合は,[シャーシ内の対象ブレード]を開き,電力キャッピングを有効にしないブレードサーバのチェックボックスからチェックを外します。
  7. プラン確認]をクリックして,サマリーに表示されたタスクの内容を確認します。
    1. ここでは,タスク名の更新や説明の入力もできます。
    2. スケジュール設定]を展開し,タスクのスケジュールを指定します。
      タスクをすぐに実行するか,あとで実行するかを選択できます。また,指定した間隔でタスクを繰り返し実行することもできます。 デフォルトでは[今すぐ実行]が設定されています。
  8. 実行]をクリックします。
    進捗状況や実行結果は,[タスク & アラート]タブで確認できます。
重要
電力キャッピングの設定は,ブレードサーバを再起動したあとに適用される機種があります。ブレードサーバに設定が適用されているかどうかを確認するには,[リソース]タブのブレードサーバ一覧で [ブレード電力情報表示]ボタンをクリックします。

リソース]タブの[シャーシ]一覧から[シャーシ電力情報表示]を選択すると,シャーシの消費電力が正しく制御されているかどうかを確認できます。

リソース]タブの[ホスト]一覧から[性能情報表示]を選択すると,電力キャッピングを使用しているシャーシで稼働しているホストの性能が,影響を受けていないことを確認できます。

関連項目

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