Compute Systems Manager ユーザーズガイド
シャーシの電力キャッピングを有効にして,シャーシの消費電力を制御できます。 さらに,そのシャーシに搭載されている特定のブレードサーバを電力キャッピングの対象外にすることもできます。
消費電力を抑えると,シャーシの電圧やブレードサーバのCPU周波数が低下して,サーバ上のホストで稼働するアプリケーションに影響を及ぼすおそれがあります。事前に,ホストの性能に余裕があることを確認してください。
- [リソース]タブから[シャーシ & サーバ]-[シャーシ]-[シャーシ]を選択します。
管理対象の[シャーシ]一覧が表示されます。- [シャーシ電力情報表示]をクリックします。
- 電力キャッピングを有効にするシャーシを選択します。
- [キャッピング開始]をクリックします。
- 消費電力の上限値を設定します。
- シャーシ内の特定のブレードサーバを電力キャッピングの対象外にしたい場合は,[シャーシ内の対象ブレード]を開き,電力キャッピングを有効にしないブレードサーバのチェックボックスからチェックを外します。
- [プラン確認]をクリックして,サマリーに表示されたタスクの内容を確認します。
- ここでは,タスク名の更新や説明の入力もできます。
- [スケジュール設定]を展開し,タスクのスケジュールを指定します。
タスクをすぐに実行するか,あとで実行するかを選択できます。また,指定した間隔でタスクを繰り返し実行することもできます。 デフォルトでは[今すぐ実行]が設定されています。- [実行]をクリックします。
進捗状況や実行結果は,[タスク & アラート]タブで確認できます。
重要
- 電力キャッピングの設定は,ブレードサーバを再起動したあとに適用される機種があります。ブレードサーバに設定が適用されているかどうかを確認するには,[リソース]タブのブレードサーバ一覧で [ブレード電力情報表示]ボタンをクリックします。
[リソース]タブの[シャーシ]一覧から[シャーシ電力情報表示]を選択すると,シャーシの消費電力が正しく制御されているかどうかを確認できます。
[リソース]タブの[ホスト]一覧から[性能情報表示]を選択すると,電力キャッピングを使用しているシャーシで稼働しているホストの性能が,影響を受けていないことを確認できます。
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