Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Windows®用)
HDLMがサポートするストレージシステム,Hitachi RapidXchange管理の中間ボリュームを扱う場合の関連プログラムについて,次に示します。
- この項の構成
- (1) ストレージシステム
- (2) HBA
- (3) Hitachi RapidXchange管理の中間ボリュームを扱う場合
HDLMは,「表3-4 適用ストレージシステム」に示すストレージシステムに適用できます。適用できるストレージシステムは,デュアルコントローラ構成が前提です。HUB接続環境で使用する場合,接続されているすべてのホスト,およびすべてのストレージのループIDを一意に設定してください。なお,HDLMを使用するために必要なマイクロプログラムバージョンについては,HDLMのソフトウェア添付資料を参照してください。ストレージの設定情報についてはストレージシステムの保守マニュアルを参照してください。
適用ストレージシステム※ インタフェース OS Windows Server 2008,
Windows Server 2008 R2Windows Server 2012,
Windows Server 2012 R2
- H10000
- H12000
FC I/F ○ ×
- H20000
- H24000
FC I/F ○ ○
- Hitachi AMSシリーズ
- Hitachi WMSシリーズ
FC I/F ○ × iSCSI I/F ○ × Hitachi AMS2000シリーズ FC I/F ○ ○ iSCSI I/F ○ ○ Hitachi SMSシリーズ FC I/F ○ × iSCSI I/F ○ × Hitachi TMSシリーズ FC I/F ○ ×
- Hitachi Universal Storage Platform 100
- Hitachi Universal Storage Platform 600
- Hitachi Universal Storage Platform 1100
- Hitachi NSC55
FC I/F ○ × iSCSI I/F × × Hitachi Universal Storage Platform V/VM FC I/F ○ ○
- Hitachi Virtual Storage Platform
- Hitachi Virtual Storage Platform VP9500
- HP StorageWorks P9500 Disk Array
FC I/F ○ ○ Hitachi Virtual Storage Platform G1000 FC I/F ○ ○ Hitachi Virtual Storage Platform VX7 FC I/F ○ ○ HP XP7 Storage FC I/F ○ ○
- Hitachi Virtual Storage Platform G100
- Hitachi Virtual Storage Platform G200
- Hitachi Virtual Storage Platform G400
- Hitachi Virtual Storage Platform G600
- Hitachi Virtual Storage Platform G800
FC I/F ○ ○ iSCSI I/F ○ ○
- Hitachi Virtual Storage Platform F400
- Hitachi Virtual Storage Platform F600
- Hitachi Virtual Storage Platform F800
FC I/F ○ ○ iSCSI I/F ○ ○ HUS100シリーズ FC I/F ○ ○ iSCSI I/F ○ ○ HUS VM FC I/F ○ ○
- SVS
- XP10000
- XP12000
FC I/F ○ ×
- XP20000
- XP24000
FC I/F ○ ○
- (凡例)
- ○:使用できる
- ×:使用できない
- FC I/F:FC Interface
- iSCSI I/F:iSCSI Interface
- 注※
- デュアルコントローラ構成であることが前提です。
HDLMを使用するためには次の表に示すストレージシステムの設定が必要です。表中の[ ]は設定項目を示します。[ ]に続く設定項目を選択することで,次の設定項目が表示されます。設定値列の値を設定してください。
そのほかの設定内容については,ストレージシステムの保守マニュアルを参照してください。
表3-5 ストレージの設定情報一覧(Hitachi AMS/TMS/WMSシリーズ)
項目 設定項目 設定値 システムスタート属性 [ツール]-[構成設定]-[Boot Options] デュアルアクティブモード ポートオプション [ツール]-[構成設定]-[Port Options]
ポートごとに有効にする。LIPポート全リセットモード ホスト接続モード1 ホストグループごとに設定する。
ホストグループオプションを表示し[詳細設定]を選択。標準モードまたはWolfpackモード ホスト接続モード2 ホストグループごとに有効にする。
ホストグループオプションを表示し[詳細設定]を選択。Reset伝播モード 表3-6 ストレージの設定情報一覧(Hitachi SMSシリーズ,Hitachi AMS2000シリーズ,HUS100シリーズ)
項目 設定項目 設定値 システムスタート属性(詳細設定) [詳細設定]-[詳細設定起動]ボタンをクリックし,起動したウィンドウの[構成設定]を選択し,右下の[設定]ボタンをクリックする。
[Configuration Settings]ウィンドウで[Boot Options]タブを選択。デュアルアクティブモード ホストグループオプション ホストグループごとに設定する。
ホストグループを選択後,[ホストグループ編集]ボタンをクリックし,[オプション]タブを選択し次を指定する。
[基本設定]標準モードまたはWolfpackモード ホストグループごとに設定する。
ホストグループを選択後,[ホストグループ編集]ボタンをクリックし,[オプション]タブを選択し次を指定する。
[プラットフォーム]Windows
項目 設定項目 設定値 ホスト識別モード - 0Cまたは2C
適用できるHBAについては,HDLMのソフトウェア添付資料を参照してください。
(3) Hitachi RapidXchange管理の中間ボリュームを扱う場合
Hitachi RapidXchangeで管理している中間ボリュームで,データを交換する場合の関連プログラムを次の表に示します。
表3-8 Hitachi RapidXchange管理の中間ボリュームでデータ交換をする場合の関連プログラム
OS※1 関連プログラム Windows Server 2008(x86) SP2 File Access Library and File Conversion Utility(FAL/FCU)
01-05-66/24以降※2Windows Server 2008 R2(x64) File Access Library and File Conversion Utility(FAL/FCU)
01-04-65/24以降※3
01-05-66/24以降※2
01-07-68/00以降※4
- 注※1
- 詳細については,「3.1.1 HDLMがサポートするホストとOS」の「(1) 適用ホスト」を参照してください。
- 注※2
- 接続メインフレーム:MVS,接続ストレージシステムは,Hitachi Universal Storage Platform V
- 注※3
- 接続メインフレーム:MVS,接続ストレージシステムは,Hitachi USPシリーズ
- 注※4
- 接続メインフレーム:MVS,接続ストレージシステムは,Hitachi Virtual Storage Platform G1000
なお,Hitachi RapidXchangeの詳細は,マニュアル「SANRISE2000/SANRISE9900/SANRISE Universal Storage Platform/Hitachi Universal Storage Platform V Hitachi Virtual Storage Platform Hitachi Virtual Storage Platform G1000 FAL for AIX FAL for HP-UX FAL for Solaris FAL for Windows FAL for NCR UNIX FAL for HI-UX/WE2 FAL for Tru64 UNIX FAL for LINUX ユーザーズガイド」を参照してください。
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