Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド

2.4.6 drmhostinfo（ホスト情報の一覧を表示する）

書式
drmhostinfo [ -i ]
説明

ホストにインストールされたApplication Agentの製品情報を表示します。

表2-15 drmhostinfoコマンドで表示されるホスト情報

表示項目説明

PRODUCT Application Agentの内部コンポーネントの名称です。

Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller
Application Agentの基本機能を提供します。ファイルシステムを対象にバックアップ，リストアする場合に使用します。

Hitachi Replication Manager Application Agent for SQL
SQL Server データベースを対象にバックアップ，リストアする場合に使用します。

Hitachi Replication Manager Application Agent for Exchange
Exchange データベースを対象にバックアップ，リストアする場合に使用します。

VERSION 製品バージョンです。
オプションを指定しない場合は，「VV.R.r.AASS(VV-Rr-as^※1)」^※2の形式で表示されます。表示例を次に示します。

Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller 7.0.0-00のとき：
07.0.0.0000(07-00)

Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller 7.0.0-01のとき：
07.0.0.0001(07-00-01)

-iオプションを指定する場合は，「VV.R.r.AASS」^※2の形式で表示されます。表示例を次に示します。

Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller 7.0.0-00のとき：
07.0.0.0000

Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller 7.0.0-01のとき：
07.0.0.0001

ORGANIZATION 会社名です。
OSに設定されている組織名が表示されます。

OWNER ユーザー名です。
OSに設定されている使用者名が表示されます。

INSTALL_PATH Application Agentの内部コンポーネントのインストール先パスです。
＜Application Agentのインストールフォルダ＞￥DRM

注※1

限定版にも修正版にも該当しない場合，「-as」は表示されません。

注※2

記号の意味を次に示します。

VV：バージョン番号（数字2文字）です。

R：リビジョン番号（数字1文字）です。

r：マイナーリビジョン番号（数字1文字）です。

AA：限定コード（数字2文字）です。限定版に該当しない場合，「00」が表示されます。

SS：修正版の番号（数字2文字）です。修正版に該当しない場合，「00」が表示されます。

a：「AA（01，02，03…）」を英字1文字（A，B，C…）に変換した値です。限定版に該当しない場合，「a」は表示されません。

s：「s」は，「SS」の下一桁です。修正版に該当しない場合，「s」は表示されません。

引数

-i

製品情報をCSV形式で表示する場合に指定します。

戻り値

0：正常終了した場合

0以外：エラーが発生した場合

使用例

Application Agentがバージョン7.0の場合の使用例を次に示します。
ホスト情報を表示する。
PROMPT> drmhostinfo
PRODUCT                                              VERSION
Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller            07.0.0.0000(07-00)
Hitachi Replication Manager Application Agent for SQL  07.0.0.0000(07-00)
Hitachi Replication Manager Application Agent Console                    07.0.0.0000(07-00)
PROMPT>
製品情報をCSV形式で表示する。
PROMPT> drmhostinfo -i
#PRODUCT,VERSION,ORGANIZATION,OWNER,INSTALL_PATH 
"Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller","07.0.0.0000","<ORGANIZATION>","<OWNER>","C:\Program Files\Hitachi\DRM"
"Hitachi Replication Manager Application Agent for SQL","07.0.0.0000","","","C:\Program Files\Hitachi\DRM"
"Hitachi Replication Manager Application Agent Console","07.0.0.0000","<ORGANIZATION>","<OWNER>","C:\Program Files\Hitachi\DRM_CONSOLE"
PROMPT>
製品情報をCSVファイルに出力する。
PROMPT> drmhostinfo -i >D:\temp\drmhostinfo.csv
 
PROMPT>

表示項目	説明
`PRODUCT`	Application Agentの内部コンポーネントの名称です。 Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller Application Agentの基本機能を提供します。ファイルシステムを対象にバックアップ，リストアする場合に使用します。 Hitachi Replication Manager Application Agent for SQL SQL Server データベースを対象にバックアップ，リストアする場合に使用します。 Hitachi Replication Manager Application Agent for Exchange Exchange データベースを対象にバックアップ，リストアする場合に使用します。
`VERSION`	製品バージョンです。オプションを指定しない場合は，「VV`.`R`.`r`.`AASS`(`VV`-`Rr`-`as^※1`)`」^※2の形式で表示されます。表示例を次に示します。 Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller 7.0.0-00のとき： `07.0.0.0000(07-00)` Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller 7.0.0-01のとき： `07.0.0.0001(07-00-01)` `-i`オプションを指定する場合は，「VV`.`R`.`r`.`AASS」^※2の形式で表示されます。表示例を次に示します。 Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller 7.0.0-00のとき： `07.0.0.0000` Hitachi Replication Manager Application Agent Copy Controller 7.0.0-01のとき： `07.0.0.0001`
`ORGANIZATION`	会社名です。 OSに設定されている組織名が表示されます。
`OWNER`	ユーザー名です。 OSに設定されている使用者名が表示されます。
`INSTALL_PATH`	Application Agentの内部コンポーネントのインストール先パスです。＜Application Agentのインストールフォルダ＞`￥DRM`

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