Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド

C.1 Application Agentの運用中に正ボリュームや副ボリュームをディスク交換する手順

Application Agentの運用中に正ボリュームや副ボリュームのディスクを交換するときの手順について説明します。正ボリューム，または副ボリュームとして使用していたディスクが壊れてしまった場合には，壊れたディスクを物理的に交換すると同時に，次に示す手順でデータをリストアしたり，設定を変更したりする必要があります。その手順は，交換したのが正ボリュームの属するディスクだったのか，副ボリュームの属するディスクだったのかによって異なります。

正ボリュームのディスクを交換する手順
テープのバックアップデータを使ってリストアします。
正ボリューム側をRAID Managerのpaircreateコマンドを使って副ボリュームにコピーします。
戻したいテープデータを副ボリュームへリストアします。
副ボリュームへリストアしたバックアップ情報を使用して，副ボリュームから新しい正ボリュームへリストアします。

副ボリュームのディスクを交換する手順
正ボリュームの最新データを新しい副ボリュームへコピーします。
テープのバックアップデータを新しい副ボリュームへリストアするときは，drmmountコマンド（-forceオプション指定）とdrmmediarestoreコマンドを使います。

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