Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
SQL Serverデータベースを副ボリュームにバックアップし,副ボリュームに接続されたサーバで,リストア,リカバリすることで,バックアップ時とは別のサーバ(SQL Serverインスタンス)でデータベースを使用できる状態にできます。この操作は,ユーザースクリプトを指定した1つのバックアップコマンドで行えます。
この節では,次の運用例を使ってこの方法を説明します。
- SQL Serverデータベースのバックアップデータを2世代取得し,1つの世代は,副ボリュームに接続しているサーバでデータマイニングなどの用途で使用する。もう1つの世代は,障害時に備えたバックアップのような,通常の用途で使用する。
なお,この操作でリストア,リカバリの対象となるのはユーザーデータベースだけです。システムデータベース(master,model,msdb)は,バックアップ時と異なるSQL Serverインスタンスにリストアできません。
- この節の構成
- 6.17.1 システム構成
- 6.17.2 ユーザースクリプトの例
- 6.17.3 操作例
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