Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
データベースサーバ2で,SQL Serverデータベースを正ボリュームにリストアし,リカバリします。
この例では,次の図に示すシステム構成を想定しています。
この例の前提条件は,次のとおりです。
- データベースサーバ2で,drmsqlinitコマンドを実行している。
- データベースサーバ1とデータベースサーバ2に,同じ名前のSQL Serverインスタンスが作成されている。
SQL Serverデータベースをリストアおよびリカバリするには(待機サーバの操作):
- データベースサーバ2で,正ボリュームをマウントします。
- 副ボリュームのデータを正ボリュームへリストアします。
正ボリュームと副ボリュームを再同期することでリストアします。リストアするには,データベースサーバ2でdrmsqlrestoreコマンドを実行します。PROMPT> drmsqlrestore 0000000001 -resync -nochk_host KAVX0001-I drmsqlrestoreコマンドを開始します。 KAVX1316-I リストアの前処理を実行中です。 KAVX1000-I SQL Serverにログオンしました。 KAVX1300-I リストアを開始します。 KAVX1000-I SQL Serverにログオンしました。 KAVX1301-I リストアを完了しました。 KAVX1318-I リストアの後処理を実行中です。 KAVX1001-I SQL Serverからログオフしました。 KAVX0002-I drmsqlrestoreコマンドを終了します。 PROMPT>- SQL Serverデータベースをリカバリします。
SQL Serverデータベースをリカバリします。リカバリするにはデータベースサーバ2でdrmsqlrecoverコマンドまたはdrmsqlrecovertoolコマンドを実行します。
- drmsqlrecoverコマンドを実行する場合
PROMPT> drmsqlrecover SQL1 KAVX0001-I drmsqlrecoverコマンドを開始します。 KAVX1017-I SQL Serverの情報を取得しています。 KAVX1302-I リカバリを開始します。 KAVX1303-I リカバリを完了しました。 KAVX0002-I drmsqlrecoverコマンドを終了します。 PROMPT>- drmsqlrecovertoolコマンドを実行する場合
PROMPT> drmsqlrecovertool SQL1 PROMPT>drmsqlrecovertoolコマンドを実行すると,drmsqlrecovertoolダイアログボックスが表示されます。drmsqlrecovertoolダイアログボックスについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager Application Agent CLI リファレンスガイド」のdrmsqlrecovertoolコマンドについての記述を参照してください。
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