Replication Manager Application Agent CLI ユーザーズガイド
通常Application Agentは,バックアップ先の副ボリュームを自動的に選択してバックアップしますが,コピーグループのロックなどによって,複数の副ボリュームへコピーしているときに,世代番号がずれてしまうことがあります。世代番号がずれたままリストアすることを回避するために,バックアップ時に世代番号がずれた場合,エラーとなるように設定できます。
リモートコピーのバックアップの場合は,このパラメーターの定義に関係なく,セッション内での世代番号(MU#)がずれたときにはエラーになります。
表3-26 RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のパラメーター(コピーグループ自動選択時の動作モードの設定)
パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)CONFIRM_GENERATION_IDENTICAL ローカルサイトでのバックアップ時に,コピーグループの自動選択によってセッション内での世代番号(MU#)がずれた場合の動作を設定します。
ENABLEを設定すると,ペア識別子が異なった場合はエラーになります。
DISABLEを設定した場合,およびこのパラメーターの設定を省略した場合は,世代番号がずれたときに警告を表示し,バックアップは続行します。ただし,この場合はリストアコマンドが失敗するおそれがあります。DISABLEまたはENABLE
(ENABLE)
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