Replication Manager ユーザーズガイド

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7.1 レプリケーション環境下の稼働状況の確認の概要

Replication Managerでは,次のような手段によってレプリケーション環境下でのシステムの稼働状況を確認できます。

特定のコピーグループ(マイコピーグループ)の確認

ユーザーごとに特定のコピーグループをマイコピーグループとして登録できます。マイコピーグループでは,コピーグループ同士の関連やコピーペアの状態を1つのウィンドウで把握できます。

コピーペア構成の確認

コピーペアの構成定義,特定のボリュームやコピーグループを基点とした視点からコピーペアの構成を確認できます。

コピーペア状態の確認

ホストやストレージシステムに属するボリューム単位,コピーグループ単位でコピーペアの状態(コピーペア状態,詳細コピーペア状態,コピー進捗率など)を確認できます。

コピー機能の性能情報の確認

TrueCopy AsyncもしくはUniversal Replicatorなどを使用した非同期のリモートコピー機能,またはCopy-on-Write Snapshotなど,スナップショットイメージを使用するコピー機能を用いてシステムを運用する場合,対象となるコピーグループが所定の性能を維持できているかどうかを把握できます。

管理情報のエクスポート

Replication Managerの管理情報をCSV形式またはHTML形式のファイルとしてエクスポートできます。エクスポートしたファイルを使用して,障害原因の特定,障害への対策の計画,および性能情報の分析を実行できます。

データベースのレプリカ構成の確認

アプリケーションと連携してデータベースのレプリカを管理する場合,アプリケーション視点でレプリカの構成を確認できます。

データベースのレプリカのデータ保護状態の確認

アプリケーションと連携してデータベースのレプリカを管理する場合,アプリケーション単位,データベースサーバ単位,ストレージグループ単位(Exchange Server),インフォメーションストア単位(Exchange Server),インスタンス単位(SQL Server),データベース単位(SQL Server)でデータ保護状態を確認できます。

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