Replication Manager ユーザーズガイド

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5.1 コピーペアのライフサイクル管理の概要

業務の拡張に合わせてコピーペアの定義を作成,編集してボリュームのレプリケーションを実施したり,サイトのメンテナンス(テイクオーバーおよびテイクバック)などのためにコピーペアの状態を変更したりすることで,コピーペアのライフサイクルを管理します。ホスト,ストレージシステム,構成定義ファイルなどの視点からコピーペアの構成や状態を確認できます。

Replication Managerでは,ウィザードを操作して,ペアを構成していないボリュームの一覧から目的のボリュームを選択したり,視覚的にコピーグループの構成を確認したりできます。スケジュールを設定して,業務に負荷を掛けないように時間帯を選んだ運用ができます。

定義したコピーペアには,監視条件を設定してEメールなどによってアラートを通知できるので,ログインしていないときにもコピーペア状態の監視を続けられます。

コピーペア構成定義

コピーペア構成定義を作成したり編集したりする場合には,コピーペア構成定義ウィザードを使用します。このウィザードを完了するとコピーグループ単位のタスク,および作業単位のワークフローが自動で登録されます。コピーペア構成定義ウィザードは,中断して作業状態をワークフローとして保存し,中断した所から再開できます。

コピーペア構成定義を作成,編集するときの流れを次の図に示します。

図5-1 コピーペア構成定義を作成または編集するときの流れ

[図]

コピーペア状態変更

コピーペア状態を変更する場合には,コピーペア状態の変更ウィザードを使用します。このウィザードを完了するとコピーグループ単位のタスクが自動で登録されます。

コピーペア状態を変更するときの流れを次の図に示します。

図5-2 コピーペア状態を変更するときの流れ

[図]

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