Replication Manager ユーザーズガイド

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4.2 ボリュームレプリケーションの前提環境の確認

Replication Managerを使用してボリュームのレプリケーションを実行したりコピーペアを設定したりする前に,前提環境および構成を確認する必要があります。前提環境および構成については,マニュアル「Hitachi Command Suite Replication Manager システム構成ガイド」を参照してください。

オープン系システムでコピーペアを管理する場合,正ボリュームと副ボリュームが属しているストレージシステムがDevice Managerの管理対象として登録されていて,かつ,そのDevice ManagerサーバがReplication Managerの情報取得元として登録されていることを確認してください。

メインフレーム系システムでコピーペアを管理するためには,構成するコピー種別に応じて,Storage Navigatorでストレージシステムを設定してください。Storage Navigatorで実行する作業については,Storage Navigatorのマニュアルを参照してください。

Business Continuity Managerを使用してコピーペアを管理する場合,Business Continuity Managerでメインフレーム系ホストの構成および定義ファイルを設定する必要があります。Replication Managerと連携する場合の環境設定については,マニュアル「Hitachi Business Continuity Manager インストールガイド」を参照してください。

次の機能を使用したい場合は,Business Continuity Managerでルートリストおよびコマンドデバイスを設定してください。

Business Continuity Managerを使用して,Universal Replicatorのコピーペア同士のマルチターゲット構成またはカスケード構成でコピーペアを管理する場合,Replication Managerではコピーペアやコピーグループの定義機能をサポートしていません。Business Continuity Managerを使用して,コピーグループ定義ファイルおよび必要なコピーペアやコピーグループを作成してください。

Mainframe Agentを使用してコピーペアを管理する場合の環境設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite Mainframe Agent ユーザーズガイド」を参照してください。

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