Replication Manager ユーザーズガイド
Replication ManagerのGUIで使用できるビューについて説明します。
- この項の構成
- (1) ビューとは
- (2) ホストビューの構成
- (3) ストレージシステムビューの構成
- (4) コピーペア構成定義ビューの構成
- (5) アプリケーションビューの構成
Replication Managerには,レプリケーション環境のコピーペア構成定義およびコピーペアの状態をさまざまな視点から表示できる,リソースを基点としたビューが用意されています。
RAID Managerで管理されているメインフレーム系システムのリソースは,ストレージシステムビューではメインフレーム系システムのリソースとして表示されます。そのほかのビューでは,オープン系システムのリソースとして表示されます。
ペアを使用しているホストのビューです。このビューでは,オープン系ホストおよびメインフレーム系ホストの一覧が表示され,ホストごとに集約されたペア状態を確認できます。一覧には,パスが設定されたボリュームが存在する物理ホスト,仮想化サーバおよびその仮想マシンが表示されます。
ペアを含むストレージシステムのビューです。このビューでは,オープン系およびメインフレーム系のストレージシステムの一覧が表示され,ストレージシステムごとに集約されたペア状態を確認できます。リモートDevice Managerが管理するストレージシステムの場合,一覧にはパスが設定されているボリュームが存在するストレージシステムが表示されます。ローカルDevice Managerが管理するストレージシステムの場合,表示制限はありません。
メインフレーム系システムおよびオープン系システムの両方のペアに使用されているストレージシステムは,オープン系のコピーペアおよびメインフレーム系のコピーペアを区別するために,2つのリソースとして認識されます。
ペアを管理しているペア管理サーバのビューです。このビューでは,RAID ManagerまたはBusiness Continuity Managerを使用してコピーペアを管理しているオープン系およびメインフレーム系のペア管理サーバの一覧が表示され,ペア管理サーバごとに集約されたペア状態を確認できます。また,コピーペア管理構造に従ったツリー構造を表示することもできます。
Replication Managerで連携するアプリケーションのビューです。このビューでは,アプリケーションがインストールされているデータベースサーバの一覧が表示され,データベースの保護状態を確認できます。また,データベースサーバごとに,ストレージグループまたはインフォメーションストアの一覧(Exchange Server),インスタンスの一覧(SQL Server),レプリカの履歴一覧を表示できます。
ホスト一覧を起点とするホストビューの構成を次の図に示します。構成に示される階層に従ってサブウィンドウが遷移します。
ストレージシステム一覧を起点とするストレージシステムビューの構成を,次の図に示します。構成に示される階層に従ってサブウィンドウが遷移します。
コピーペア構成定義一覧を起点とするコピーペア構成定義ビューの構成を,次の図に示します。構成に示される階層に従ってサブウィンドウが遷移します。
参考
- メインフレーム系ペア構成の場合,コンテナなしのコピーグループとコンテナ内のコピーグループでは,ペア構成のツリー構造の表示が異なります。
- コンテナなしのコピーグループの場合,コピーグループノードはプレフィックスノードの直下に表示され,コピーグループのノード名はデータセット名と一致します。
- コンテナ内のコピーグループの場合,コンテナノードはプレフィックスノードの直下に表示され,コピーグループ名はコンテナノードの配下に表示されます。この場合,コンテナのノード名はデータセット名と一致し,コピーグループのノード名は「<CTGID/JNLGID(正側)ストレージシステム名>プレフィックス」付きで表示されます。
アプリケーション一覧を起点とするアプリケーションビューの構成を,次の図に示します。構成に示される階層に従ってサブウィンドウが遷移します。
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