Tuning Manager - Agents

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18.2.10 htmsrv

形式(起動・停止,稼働状態の確認をする場合)

htmsrv       { start | stop | status }
             { -all | -webservice | <PFMオプション>

注※
<PFMオプション>は,このコマンドでPFM - ManagerおよびPFM - Agentのサービスを対象にしたいときに指定する引数で,最初に指定する引数によって,<PFMオプション>に指定できる引数が異なります。<PFMオプション>に指定できる引数は,次のとおりです。
  • startを指定する場合:
    -key サービスキー
    [-lhost 論理ホスト名]
    [-inst インスタンス名]
  • stopを指定する場合:
    -key サービスキー
    [-lhost 論理ホスト名]
    [-inst インスタンス名]
    [-kill immediate]
  • statusを指定する場合:
    形式1
    -id サービスID
    [-host ホスト名]
    [-lhost 論理ホスト名]
    [-proxy {y|n}]
    [-stat]
    形式2
    -key サービスキー
    [-lhost 論理ホスト名]
    [-proxy {y|n}]
    [-stat]

形式(起動方法の種別変更をする場合)

htmsrv       starttype
             { auto | manual } -webservice

機能

htmsrvコマンドは,Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントのサービス(Tuning Manager - Agent REST Web ServiceおよびTuning Manager - Agent REST Application Service)について,起動・停止,稼働状態の確認,および起動方法の種別変更をします。また,PFM - ManagerおよびPFM - Agentのサービスについても,起動・停止および稼働状態の確認ができます。

コマンドを実行できるホスト

HTM - Agent for RAID,またはHTM - Agent for NASがインストールされているホスト

実行権限

Windowsの場合
Administrators権限を持つユーザー(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合
rootユーザー権限を持つユーザー

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
インストール先フォルダ\htnm\bin\

UNIXの場合
/opt/jp1pc/htnm/bin/

引数

-all

コマンドのオプション指定に従って,次のサービスを動作させたい場合に指定します。

-webservice

コマンドのオプション指定に従って,次のサービスを動作させたい場合に指定します。

<PFMオプション>

コマンドのオプション指定に従って,次のサービスを動作させたい場合に指定します。

PFM - ManagerおよびPFM - Agentのサービス

<PFMオプション>として使用できる引数を次の表に示します。

表18-9 <PFMオプション>として使用できる引数一覧

引数 説明
-host ホスト名 特定のホストのサービスの状態を確認する場合に指定します。
ワイルドカード文字を使用して,複数のホストを指定することもできます。
-id サービスID PFM - ManagerまたはPFM - AgentのサービスIDを指定します。
ワイルドカード文字を使用して,複数のサービスID を指定することもできます。
-inst インスタンス名 特定のインスタンスのサービスを起動または停止する場合に指定します。
-key サービスキー PFM - ManagerまたはPFM - Agentのサービスキーを指定します。
-kill immediate クラスタ運用時に,起動中のプロセスを強制的に停止させる場合に指定します。
サービスキーに指定したサービスに対応するすべてのプロセスを停止させます。ただし,インスタンス単位でプロセスを停止させることはできません。
-lhost 論理ホスト名 対象のサービスが論理ホストにある場合に指定します。
ワイルドカード文字は使用できません。
-proxy {y|n} -hostオプションにリモートホストを指定した場合,PFM - Managerを経由するかどうかを指定します。
y:PFM - Managerを経由して通信する
n:PFM - Managerを経由しないで通信する
-stat PFM- Managerを停止している場合でリモートホストの情報を表示したい時に指定します。リモートホストのStatus Serverサービスの状態も表示します。

注意
  • このオプションを指定する時,-hostオプションでワイルドカードは使用できません。
  • このオプションは,-proxy {y|n}と同時に指定できません。
  • ステータス管理機能が無効の場合,このオプションは使用できません。

auto

自動起動したい場合に指定します。

manual

手動起動したい場合に指定します。

戻り値

0

statusオプション以外を指定した場合
正常終了した。

statusオプションを指定した場合
正常終了した。(確認対象のサービスがすべて起動している)
1

startオプションを指定した場合
正常終了した。(指定したサービスがすでに起動している)

stopオプションを指定した場合
正常終了した。(指定したサービスがすでに停止している)

statusオプションを指定した場合
正常終了した。(確認対象のサービスがすべて停止している)
2

statusオプションを指定した場合
正常終了した。(確認対象のサービスのうち,一部は起動していて,一部は停止している)
10 引数の指定に誤りがある。
255 予期しないエラーが発生した。

使用例

Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントのサービス(Tuning Manager - Agent REST Web ServiceおよびTuning Manager - Agent REST Application Service)を停止する場合のコマンド実行例を次に示します。

htmsrv stop -webservice

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