Tuning Manager - Agents
- この項の構成
- (1) Hybrid Storeで運用しているエージェントの場合
- (2) Storeデータベースで運用しているエージェントの場合
(1) Hybrid Storeで運用しているエージェントの場合
Hybrid Storeで運用しているエージェントの場合は,htmhsbackupコマンドを実行するとHybrid Storeで運用しているエージェントに加えて,HTM - Agents共通コンポーネントの必要な設定情報もバックアップします。Hybrid Storeで運用しているエージェントのバックアップについては,「9.1.1 バックアップ」を参照してください。
(2) Storeデータベースで運用しているエージェントの場合
設定情報のバックアップは次の方法で取得できます。
- バックアップスクリプトを実行する
バックアップスクリプトは,HTM - Agentsのサービスを停止しないで実行できます。バックアップスクリプトを実行する方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のバックアップスクリプトによる定義情報のバックアップとリストアについて説明している項を参照してください。- ファイルを任意のバックアップ先にコピーする
HTM - Agentsのサービスを停止した状態で実行してください。HTM - Agents共通コンポーネントの設定情報のバックアップが必要なファイルを次の表に示します。
表9-14 HTM - Agents共通コンポーネント のバックアップが必要なファイル(UNIXの場合)
ディレクトリ名 ファイル名 説明 /opt/jp1pc/htnm/agent/config/ alertglobalconfig.ini※ アラート機能のemail送信設定ファイル apidataglobalconfig.ini Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントの設定ファイル dbdataglobalconfig.ini※ Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントの設定ファイル /opt/jp1pc/htnm/agent/system/ data_file_manage 内部ファイル data_file_manage.ini 内部ファイル sdblogger.properties※ 内部ファイル systemenv.properties 内部ファイル /opt/jp1pc/htnm/HBasePSB/CC/server/usrconf/ejb/AgentRESTService/ usrconf.cfg Javaアプリケーション用オプション定義ファイル usrconf.properties Javaアプリケーション用ユーザプロパティファイル /opt/jp1pc/htnm/HBasePSB/CC/web/redirector/ mod_jk.conf Cosminexus HTTPサーバのリダイレクタ動作定義ファイル workers.properties ワーカ定義ファイル /opt/jp1pc/htnm/Rest/config/ htnm_httpsd.conf Cosminexus HTTPサーバの定義ファイル(ユーザ編集用) user.properties Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントのユーザー設定プロパティファイル /opt/jp1pc/htnm/Rest/system/sysconf/ system.properties システム設定ファイル
- 注※
- Hybrid StoreをサポートしているOSの場合にだけ存在します。
- 注意
- 論理ホスト運用の場合でも,HTM - Agents共通コンポーネントの設定情報のバックアップが必要なファイルは論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のディレクトリ以下に配置されません。そのため,論理ホスト運用の場合でも,上記の表に示すファイルをバックアップしてください。
注意
- HTM - Agents共通コンポーネントのバックアップを取得する際は,取得した環境の製品バージョン番号を管理するようにしてください。
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