Tuning Manager - Agents
Storeデータベースで運用していて,かつTuning Manager APIを利用している場合,設定情報ファイル,およびAPIで取得した稼働性能情報ファイルのバックアップを取得する必要があります。設定情報ファイルおよび稼働性能情報ファイルは同じタイミングでバックアップを取得してください。また,HTM - Agentsを上書きインストールまたはバージョンアップインストールする場合にも,インストール前にはバックアップを取得してください。
なお,取得済みのパフォーマンスデータをTuning Manager APIで引き続き利用する場合には,稼働性能情報ファイルをバックアップしておく必要があります。
- この項の構成
- (1) 設定情報のバックアップとリストア
- (2) Tuning Manager API使用時の稼働性能情報ファイルのバックアップとリストア
バックアップが必要な設定情報のバックアップの方法については「(2) Storeデータベースで運用しているエージェントの場合」を,リストアの方法については「(2) Storeデータベースで運用しているエージェントの場合」を参照してください。
(2) Tuning Manager API使用時の稼働性能情報ファイルのバックアップとリストア
API使用時に必要な稼働性能情報ファイルのバックアップについて,次に説明します。
表8-8 HTM - Agentsのバックアップが必要なファイルおよびバックアップ方法(Windowsの場合)
フォルダ名※1 説明 インストール先フォルダ※2\agtd\agent\インスタンス名\restdata\ パフォーマンスデータを記録しているファイルを配置するフォルダ。
このフォルダおよび下位のフォルダとファイルをコピーします。 稼働性能情報ファイルの出力先をプロパティで変更している場合は,変更後のフォルダおよび下位のフォルダとファイルをコピーします。
- 注※1
- インスタンス環境で運用する場合のフォルダです。インスタンス構成の場合,インスタンスの数と同じ数のフォルダが作成されます。
- 注※2
- 論理ホスト運用の場合,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のフォルダ配下のファイルをバックアップする必要があります。上記の表にあるフォルダ名の「インストール先フォルダ\」を「環境フォルダ¥jp1pc\」に読み換えてバックアップしてください。
リストアするには,バックアップしたファイルを元の位置にコピーしてください。バックアップしたファイルで,ホスト上のファイルを上書きします。
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