Tuning Manager - Agents
設定情報のバックアップは次の方法で取得できます。
- バックアップスクリプトを実行する
バックアップスクリプトは,HTM - Agent for RAIDのサービスを停止しないで実行できます。バックアップスクリプトを実行する方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のバックアップスクリプトによる定義情報のバックアップとリストアについて説明している項を参照してください。- ファイルを任意のバックアップ先にコピーする
HTM - Agent for RAIDのサービスを停止した状態で実行してください。HTM - Agent for RAID固有の設定情報ファイル以外のバックアップについては,マニュアル「JP1/Performance Management運用ガイド」のバックアップとリストアについて説明している章を参照してください。
HTM - Agent for RAIDの設定情報のバックアップが必要なファイルを次の表に示します。
表8-6 HTM - Agent for RAIDのバックアップが必要なファイル(Windowsの場合)
フォルダ名 ファイル名 説明 インストール先フォルダ instagtd.ini HTM - Agent for RAIDインストール情報ファイル インストール先フォルダ\agtd support_switch_db.ini※1 内部ファイル インストール先フォルダ\agtd\agent agtlist.ini インスタンス定義ファイル(Agent Collectorサービス) apidataagt.ini 内部ファイル conf_output_files.ini 収集情報ファイル出力機能設定ファイル(全インスタンス共通) dbdataagt.ini※1 内部ファイル jpcagtha.ini クラスタ環境定義ファイル インストール先フォルダ\agtd\agent\インスタンス名 conf_inst_output_files.ini 収集情報ファイル出力機能設定ファイル(インスタンス個別) conf_refresh_times.ini 収集時刻定義ファイル jpcagt.ini Agent Collectorサービス起動情報ファイル ldev_filter.ini 論理デバイス定義ファイル raid_smode.ini 低負荷モードフラグファイル(インスタンス個別) raidperf_ldevlist.conf 秒単位で性能情報を取得するコマンドで使用する秒単位性能情報取得LDEV設定ファイル utlprm*.inf※2 SNM装置情報ファイル インストール先フォルダ\agtd\agent\インスタンス名\system dbagtsystem.ini※1 内部ファイル インストール先フォルダ\agtd\store stolist.ini インスタンス定義ファイル(Agent Storeサービス) インストール先フォルダ\agtd\store\インスタンス名 dbconfig.ini※1 Agentインスタンス毎の設定を記載するファイル jpcsto.ini Agent Store設定ファイル
- 注※1
- Hybrid StoreをサポートしているOSの場合にだけ存在します。
- 注※2
- 監視対象ストレージシステムがHUS100 シリーズおよびHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMS シリーズの場合にだけ存在します。
また,論理ホスト運用の場合,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のフォルダ配下のファイルをバックアップする必要があります。論理ホスト運用の場合のバックアップが必要なファイルを次の表に示します。
表8-7 HTM - Agent for RAIDの論理ホスト運用の場合のバックアップが必要なファイル(Windowsの場合)
フォルダ名 ファイル名 説明 環境フォルダ¥jp1pc\agtd\agent *.ini Agent Collectorサービスの設定ファイル 環境フォルダ¥jp1pc\agtd\agent\インスタンス名 *.ini Agent Collectorサービスの設定ファイル utlprm*.inf※1 SNM装置情報ファイル 環境フォルダ¥jp1pc\agtd\agent\インスタンス名\system *.ini※2 Agent Collectorサービスの設定ファイル 環境フォルダ¥jp1pc\agtd\store *.ini Agent Storeサービスの設定ファイル 環境フォルダ¥jp1pc\agtd\store\インスタンス名 *.ini Agent Collectorサービス,およびAgent Storeサービスの設定ファイル
- 注※1
- 監視対象ストレージシステムがHUS100シリーズおよびHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズの場合にだけ存在します。
- 注※2
- Hybrid StoreをサポートしているOSの場合にだけ存在します。
注意
- HTM - Agent for RAIDのバックアップを取得する際は,取得した環境の製品バージョン番号を管理するようにしてください。
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