Tuning Manager ユーザーズガイド
Tuning Manager serverの前提製品であるPFM - Managerの機能を利用する場合,次に示す制限があります。
- 08-50で追加されたアラームテーブルの複数バインド機能は使用できません。この機能を使用すると,Performance Reporterが正常に利用できなくなります。このため,無効のまま※でPFM - Managerを使用してください。
- 09-10で追加されたエージェントツリー作成コマンドは使用できません。このコマンドを実行してもPerformance Reporterでは無効です。
- 09-50で追加された業務グループによるアクセスコントロール機能は使用できません。この機能を使用すると,Performance Reporterが正常に利用できなくなります。このため,デフォルト(無効)のままでPFM - Managerを使用してください。また,Agent間直接情報参照抑止オプションおよび,Agentホストリモート操作制限オプションもデフォルト(無効)のままでPFM - Managerを使用してください。
- 10-10で追加された監視二重化機能は使用できません。この機能を使用すると,Tuning Managerが正常に利用できなくなります。このため,接続先PFM - Managerの二重化を解除した状態でPFM - Managerを使用してください。
- 10-10で追加されたインスタンス単位での稼働状態監視機能は使用できません。Performance Reporterからアラームの設定または運用をすると,インスタンス単位での稼働状態監視機能が正常に使用できなくなるおそれがあります。
- 10-10-20で追加された履歴収集優先機能は使用できません。理由を次に示します。
- HTM - Agentsは履歴収集優先機能に対応していないため,履歴収集優先機能を有効に設定しても機能は有効になりません。
- PFM - Agentで履歴収集優先機能を有効に設定しても,Performance Reporterは正常に利用できません。
- 10-50で追加された監視一時停止機能は使用できません。この機能を使用すると,Performance Reporterの起動時にエラーメッセージ(KAVJS2783-E)が表示されることがあります。また,Main Consoleでポーリングを実行するとエラーメッセージ(KATN12901-E)が表示されることがあります。このため,接続先PFM - Managerの監視一時停止機能を無効のまま※でPFM - Managerを使用してください。
- 11-00で追加されたアラームの反映状態の確認・再反映する機能は,CLIは使用できますが,Performance Reporterでは使用できません。
- 注※
- この機能は,11-00以降のPFM - Managerではデフォルトで有効ですが,v8.5以降のTuning Manager serverをインストールすると,無効に変更されます。そのため,無効に設定し直す必要はありません。なお,変更後の値は,11-00より前のPFM - Managerでのデフォルト値と同じです。
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