Tuning Manager ユーザーズガイド

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12.5 共通オプション

次のオプションは,Tuning Manager serverのコマンドに使用できます。

ただし,一部のコマンドでは,使用できないオプションがあります。

表12-31 すべてのCLIコマンドに共通のオプション

オプション 目的 備考
-u
--user
<ユーザーID>
コマンドに「-u」または「--user」を指定し,ユーザーIDにログインするユーザーIDを指定します。 -u--userは同意語でユーザーを表します。
-w
--password
<パスワード>
コマンドに「-w」または「--password」を指定し,ログインするユーザーIDに対応するパスワードを指定します。 -w--passwordは同意語でパスワードを表します。
-s
--start_date
<開始日時>
容量または性能の計算に使用する開始日付/時刻の値をローカルタイムで指定します。
-o(--period)オプションで指定した日付フォーマットによって,開始日時に指定できる形式が異なります。
日付フォーマットと,指定できる値の対応を次に示します。
YEARLY YYYY
MONTHLY YYYY/MM
WEEKLY YYYY/MM/DD
DAILY YYYY/MM/DD
HOURLY YYYY/MM/DD/hh[/00]
MINUTELY YYYY/MM/DD/hh/mm
YYYY/MM/DD/hh/mmの定義を次に示します。
  • YYYY=4桁の年
  • MM=月(月を表す整数01=1月,12=12月)
  • DD=日(01~31の整数)
  • hh=時(24時間表記:00~23の整数)
  • mm=分(00~59の整数)
  • -s--start_dateは同意語で日付を表します。
  • -s(--start_date)を指定した場合,-e(--end_date)も合わせて指定する必要があります。
  • -d(--date)と同時に指定することはできません。
-e
--end_date
<終了日時>
容量または性能の計算に使用する終了日付/時刻の値をローカルタイムで指定します。
-o(--period)オプションで指定した日付フォーマットによって,終了日時に指定できる形式が異なります。
日付フォーマットと,指定できる値の対応を次に示します。
YEARLY YYYY
MONTHLY YYYY/MM
WEEKLY YYYY/MM/DD
DAILY YYYY/MM/DD
HOURLY YYYY/MM/DD/hh[/00]
MINUTELY YYYY/MM/DD/hh/mm
YYYY/MM/DD/hh/mmの定義を次に示します。
  • YYYY=4桁の年
  • MM=月(月を表す整数01=1月,12=12月)
  • DD=日(01~31の整数)
  • hh=時(24時間表記:00~23の整数)
  • mm=分(00~59の整数)
  • -e--end_dateは同意語で日付を表します。
  • -e(--end_date)を指定した場合,-s(--start_date)も合わせて指定する必要があります。
  • -d(--date)と同時に指定することはできません。
  • 最終ポーリング時刻以降の時間帯を含む場合は,性能情報だけが表示され,容量情報はno dataとして表示されます。
-d
--date
<一時点日時>
容量または性能の計算に使用する一時点の日付/時刻の値をローカルタイムで指定します。
-o(--period)オプションで指定した日付フォーマットによって,一時点日時に指定できる形式が異なります。
日付フォーマットと,指定できる値の対応を次に示します。
YEARLY YYYY
MONTHLY YYYY/MM
WEEKLY YYYY/MM/DD
DAILY YYYY/MM/DD
HOURLY YYYY/MM/DD/hh[/00]
MINUTELY YYYY/MM/DD/hh/mm
YYYY/MM/DD/hh/mmの定義を次に示します。
  • YYYY=4桁の年
  • MM=月(月を表す整数01=1月,12=12月)
  • DD=日(01~31の整数)
  • hh=時(24時間表記:00~23の整数)
  • mm=分(00~59の整数)
  • -d--dateは同意語で日付を表します。
  • -s(--start_date)-e(--end_date)と同時に指定することはできません。
-o
--period
<日付フォーマット>
レポートとして表示するデータの時間間隔を設定します。
日付フォーマットには,次の値を指定します。
  • YEARLY
    年単位で報告します
  • MONTHLY
    月単位で報告します
  • WEEKLY
    週単位で報告します
  • DAILY
    日単位で報告します
  • HOURLY
    時間単位で報告します
  • MINUTELY
    分単位で報告します
  • -o--periodは同意語で期間を表します。
  • -o(--period)オプションを省略した場合は,HOURLYを適用します。
-h
--help
コマンドのオプションや使用方法を表示します。 -h--helpは同意語でヘルプを表します。
--helpオプションとほかのオプションを同時に指定した場合は,ほかのオプションが無効になります。
--port
<ポート番号>
Tuning Manager serverのポート番号を指定します。 SSLを有効にする設定とした場合などに,Listenのポート番号を22015以外に設定したときは,CLIコマンド実行時に,--portオプションによってHBase 64 Storage Mgmt Web Serviceのポート番号を指定する必要があります。
--portオプションを省略した場合は,ユーザープロパティファイルで設定したポート番号が使用されます。ユーザープロパティファイルの詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager 運用管理ガイド」を参照してください。
--csv CSV形式で出力します。 旧バージョンとの互換性のためのオプションです。指定した場合でも,省略した場合でも出力結果は変わりません。

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