Tuning Manager ユーザーズガイド

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9.5.1 エージェントにアラームテーブルを関連づける

Performance Reporterがエージェントからアラームイベントを受け取れるようにするには,エージェントにアラームテーブルを関連づける必要があります。この関連づけを「バインド」といいます。

エージェントにアラームテーブルをバインドすると,その中のアラームに関するすべての条件式がエージェントで評価され,条件式を満たしているとき,または状態変化が正常に戻ったときにアラーム通知されます。

すでにバインドされているアラームテーブルに定義されているアラームを変更した場合,変更した値で自動的に評価されます。なお,アラームの変更は,Performance Reporterではなくjpctool alarmjpcalarm)コマンドを使用することを推奨します。

注意
1つのアラームテーブルを複数のエージェントにバインドできます。ただし,1つのエージェントにバインドできるアラームテーブルは1つだけです。すでにアラームテーブルがバインドされている状態でこの操作をした場合は,あとからバインドしたアラームテーブルに置き換わります。

アラームテーブルをバインドする手順を次に示します。

  1. Admin権限ユーザーでTuning Manager serverにログインします。Main Consoleの[メイン]画面が表示されます。
  2. グローバルタスクバーエリアで[起動]-[Performance Reporter]を選択します。Performance Reporterの[メイン]画面が表示されます。
  3. Performance Reporterの[メイン]画面のタブフレームで,[エージェント階層]タブを選択します。[エージェント階層]画面が表示されます。
  4. ナビゲーションフレームの[表示形式]ドロップダウンリストで「Products」を選択します。プロダクト単位のエージェント階層が表示されます。
  5. ナビゲーションフレームからアラームテーブルをバインドしたいエージェントを選択します。選択したエージェントにチェックマークが表示されます。[複数選択]を選択すると複数のエージェントを選択できます。
  6. メソッドフレームの[アラームテーブルのバインド]メソッドを選択します。インフォメーションフレームに[アラームテーブルのバインド[アラームテーブル選択]]画面が表示されます。
  7. バインドしたいアラームテーブルを選択します。選択したアラームテーブルにチェックマークが表示されます(「図9-13 [アラームテーブルのバインド[アラームテーブル選択]]画面」参照)。複数選択はできません。

    図9-13 [アラームテーブルのバインド[アラームテーブル選択]]画面

    [図]

    参考
    バインドは,アラームテーブル単位で行います。個々のアラームをバインドすることはできません。
  8. [OK]ボタンをクリックします。手順5で選択したエージェントに,手順7で選択したアラームテーブルがバインドされます。

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