Tuning Manager ユーザーズガイド
Tuning Managerシリーズでは,エージェントで監視しているパフォーマンスデータがあらかじめ設定されたしきい値に達した場合,ユーザーに通知されるように設定できます。
Tuning Managerシリーズの稼働監視には,次の2つの方法があります。
- アラート機能での稼働監視
- アラームでの稼働値監視
アラート機能とアラームには次の差異があります。
項目 アラート機能 アラーム インターフェース 設定または運用時に使用できるインターフェースは,Tuning Manager APIです。 設定または運用時に使用できるインターフェースは次のとおりです。
- Performance ReporterのGUI
- PFM - Managerのコマンド
監視対象のパフォーマンスデータ TCP/IP接続を使用して収集できるパフォーマンスデータを含めた,HTM - Agent for RAIDおよびHTM - Agent for NASで収集できるすべてのデータ
TCP/IP接続を使用して収集できるパフォーマンスデータについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager - Agents」を参照してください。TCP/IP接続を使用して収集できるパフォーマンスデータ以外のデータ 監視対象の指定 ストレージシステムまたはNASシステム単位 エージェントのインスタンス単位 しきい値を超えた場合のアクション emailでの通知
- emailでの通知
- 任意のコマンドの実行
- SNMPトラップの送信
前提のPerformanceデータベース Hybrid Store
Performanceデータベースにパフォーマンスデータを記録しないと,評価できません。Hybrid StoreまたはStoreデータベース
Performanceデータベースにパフォーマンスデータを記録しなくても,評価できます。ここでは,アラート機能での稼働監視について説明します。Performance ReporterのGUIを使った方法については「9. アラームでの稼働監視」を参照してください。
- この節の構成
- 8.1.1 アラート機能での稼働監視
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