Tuning Manager ユーザーズガイド
次の例は,特定のデバイスファイルに関するI/O Response Timeのトレンドを示す線グラフを表示する「I/O Response Time」レポートを作成します。デバイスファイルのデータは,PFM - Agent for Platform(Windows)が収集します。
「I/O Response Time」レポートを作成するには
- Main Consoleのグローバルタスクバーエリアで,[起動]-[Performance Reporter]を選択します。Performance Reporterの[メイン]画面が表示されます。
- [メイン]画面のナビゲーションフレームで,[レポート]タブを選択します。レポートツリーが表示されます。
- [メイン]画面のナビゲーションフレームで,[User Reports]をクリックします。
- メソッドフレームで,[新規レポート]メソッドを選択します。インフォメーションフレームに[新規レポート > 名前と種別]画面が表示されます。
- [レポート名]に,「I/O Response Time」と入力します。[プロダクト]として,「Windows(4.0)」を選択します。
- [レポート種別]で[履歴(1つのエージェント)]を選択し,[次へ]をクリックします。[新規レポート > フィールド]画面が表示されます。
- [レコード]で,「Physical Disk Overview(PI_PHYD)」を選択します。
- [すべてのフィールド]で,[Avg Disk Bytes/Xfer],[% Disk Read Time],[% Disk Time],[% Disk Write Time],[Avg Disk Bytes/Read],[Avg Disk Bytes/Write],[Avg Disk Queue Length],[Avg Disk Read Queue Length],[Avg Disk Secs/Read],[Avg Disk Secs/Write],[Avg Disk Secs/Xfer],[Avg Disk Write Queue Length]および[ID]の各フィールドを選択します。[Avg Disk Secs/Xfer]フィールドが入出力応答時間に相当します。[次へ>]ボタンをクリックします。[新規レポート > フィルター]画面が表示されます。
- [ID]フィールドを選択し,[条件]に[=]を選択し,[表示時に指定]を選択します。[追加]をクリックし,[AND]および[単純式]を選択します。[条件式]に,「ID = prompt(“”)」が表示されます。
- [Disk Bytes/sec]フィールドを選択し,[条件]に[>=]を選択し,[表示時に指定]を選択します。[追加]をクリックし,[OR]および[単純式]を選択します。[条件式]に,「ID = prompt(“”) OR Disk Bytes/sec >= prompt(“”)」が表示されます。
- [次へ>]ボタンをクリックします。[新規レポート > 表示設定(履歴レポート)]画面が表示されます。
- [表示時に指定]チェックボックスを選択します。
- [対象期間]に[レポートの表示時に指定]が表示され,[レポート間隔]にして[時]が表示されているのを確認します。
- [最大レコード数]に「1440」を指定します。[次へ>]ボタンをクリックします。[新規レポート > 表示形式]画面が表示されます。
- [Avg Disk Secs/Xfer]フィールドが入出力応答時間に相当します。[Avg Disk Secs/Xfer]の[グラフ]チェックボックスを選択します。
- [表示キー]で,[フィールド]に[(なし)]を選択します。[次へ>]ボタンをクリックします。[新規レポート > グラフのプロパティ]画面が表示されます。
- [グラフ種類]に[折れ線]を選択します。[列]が選択されているのを確認します。[Y軸]に「入出力応答時間」と入力し,[データラベル 1]として[ID]を,[データラベル 2]として[(なし)]を選択します。[完了]ボタンをクリックします。設定内容が保存され,[新規レポート > グラフのプロパティ]画面が閉じます。
- [メイン]画面のナビゲーションフレームで,[エージェント階層]タブをクリックし,Windows Agentとその下のサブシステムを選択します。
- メソッドフレームで,[レポートの表示]を選択します。[User Reports]の下に「I/O Response Time」レポートが表示されます。
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