Tuning Manager ユーザーズガイド
レポートの名前と種別を[新規レポート > 名前と種別]画面で定義します。手順を次に示します。
- [新規レポート > 名前と種別]画面でレポートの名前と種別についての情報を設定します。例えば,PFM - Agent for Platform(Windows)で,データモデルのバージョン4.0を使用して,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートを定義する場合は,「図7-4 [新規レポート > 名前と種別]画面の入力例」のように設定します。
- [次へ>]ボタンをクリックします。[新規レポート > フィールド]画面が表示されます。
[新規レポート > 名前と種別]画面の表示項目について,次に説明します。
- [レポート名]
- レポート名を指定します。指定できる値は,1~64文字の全角文字または半角文字です。
- [プロダクト]
- レポートを設定するエージェントの種類(プロダクト)を選択します。
- プロダクト名末尾の括弧内に表示されている数字はデータモデルのバージョンを示します。ここで選択するデータモデルのバージョンは,レポート定義を使用するエージェントのデータモデルのバージョンに合わせてください。
- なお,同じ種類のエージェントが複数あり,それぞれのデータモデルのバージョンが異なる場合は,最も古いデータモデルのバージョンに合わせることをお勧めします。
- エージェントのデータモデルバージョンの確認方法を次に示します。
- ナビゲーションフレームのエージェント階層からレポートの表示対象となるエージェントをクリックします。
- メソッドフレームの[プロパティの表示]をクリックします。[サービスのプロパティ]画面が表示されます。
- [サービスのプロパティ]画面でエージェントをクリックします。データモデルのバージョンがインフォメーションフレームの下部に表示されます。
- [レポート種別]
- レポートの種別を選択します。デフォルトでは,[リアルタイム(1つのエージェント)]が選択されています。選択項目を次に示します。
- [リアルタイム(1つのエージェント)]
- 1つのエージェントについてのパフォーマンスデータをリアルタイムレポートで表示する場合に選択します。
- [履歴(1つのエージェント)]
- 1つのエージェントで蓄積されたパフォーマンスデータを履歴レポートで表示する場合に選択します。
- [履歴(複数のエージェント)]
- 複数のエージェントで蓄積されたパフォーマンスデータを1つの画面に履歴レポートで表示する場合に選択します。このレポートを作成する場合は,[新規レポート > フィールド]画面で複数行のレコード(複数インスタンスレコード)は,選択できません。
- [次へ>]
- [新規レポート > フィールド]画面が表示されます。[レポート名]と[プロダクト]の両方を指定するとクリックできます。
- [完了]
- 設定が保存され,[新規レポート > 名前と種別]画面が閉じられます。
- [レポート名]および[プロダクト]がすでに指定され,[新規レポート > フィールド]画面から[新規レポート > 名前と種別]画面に遷移した場合だけクリックできます。
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