Tuning Manager インストールガイド
1つのTuning Manager serverを稼働させるときの,システムの規模の目安を次に示します。
- この項の構成
- (1) 監視するリソース数
- (2) 接続するプログラム数
- (3) 同時にログインするユーザー数
- (4) システム要件
1つのTuning Manager serverで監視するリソースの最大数は1,000,000※です。次の表に示すリソースの総数が,最大数を超えないようにしてください。
- 注※
- 監視対象が論理デバイスの場合,リソースの最大数は512,000です。
表1-9 Tuning Manager serverで監視するリソース
分類 リソース ホスト サーバ ファイルシステム デバイスファイル ディスクグループ ポート パス ハイパーバイザー 仮想化サーバ 仮想マシン データストア ストレージシステム ストレージシステム SLPR CLPR パリティグループ ポートコントローラー ポート 論理デバイス LUパス ラベル Host Group プロセッサ※1 ドライブ※2 Dynamic Provisioningのプール Dynamic Provisioningのボリューム Dynamic Provisioningのプールボリューム Oracle Oracleインスタンス テーブルスペース データファイル
- 注※1
- 監視対象ストレージシステムがHUS100シリーズおよびHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズの場合は,プロセッサのリソース数です。
- 監視対象ストレージシステムがUniversal Storage Platform V/VMシリーズおよびHitachi USPの場合は,チャネルプロセッサおよびディスクプロセッサのリソース数です。
- 監視対象ストレージシステムがVSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500およびVirtual Storage Platformシリーズの場合は,MPブレードまたはMPユニットのリソース数です。
- 注※2
- 監視対象ストレージシステムがHUS100シリーズおよびHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズの場合に該当するリソースです。
1つのTuning Manager serverと接続するプログラムの最大数を次の表に示します。
表1-10 Tuning Manager serverと接続するプログラムの最大数
プログラム 最大数 エージェント(インスタンス)※1 1,200 Device Manager 1※2 Tiered Storage Manager 1
- 注※1
- 1 つのPFM - Manager に接続できるエージェントの最大数は,エージェントから発行されるアラームイベントの発行頻度によって異なります。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録を参照してください。
- 注※2
- 1つのDevice Managerと接続するTuning Manager serverの最大数は1です。
エージェントのインスタンス数が最大数を超える場合は,Tuning Manager serverが稼働するホストを分割して,1つのTuning Manager serverと接続するエージェントのインスタンス数を減らす必要があります。詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager 運用管理ガイド」のトラブルシューティングについて説明している個所を参照してください。
1つのTuning Manager serverに同時にログインするユーザーの最大数は2人です。同じユーザー名でログインする場合はそれぞれカウントします。
1つのTuning Manager serverが稼働するホストのシステム要件の推奨値を次の表に示します。
表1-11 Tuning Manager serverのシステム要件の推奨値
項目 推奨値※ CPU 2 GHz(3GHz) 物理メモリー 4 GB(16GB) ディスク容量 10 GB(40GB)
- 注※
- ( )内は128,001個以上のリソースを監視する場合の推奨値です。
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.