Tuning Manager インストールガイド

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1.2.3 最大数および推奨値

1つのTuning Manager serverを稼働させるときの,システムの規模の目安を次に示します。

この項の構成
(1) 監視するリソース数
(2) 接続するプログラム数
(3) 同時にログインするユーザー数
(4) システム要件

(1) 監視するリソース数

1つのTuning Manager serverで監視するリソースの最大数は1,000,000です。次の表に示すリソースの総数が,最大数を超えないようにしてください。

注※
  • 監視対象が論理デバイスの場合,リソースの最大数は512,000です。

表1-9 Tuning Manager serverで監視するリソース

分類 リソース
ホスト サーバ
ファイルシステム
デバイスファイル
ディスクグループ
ポート
パス
ハイパーバイザー 仮想化サーバ
仮想マシン
データストア
ストレージシステム ストレージシステム
SLPR
CLPR
パリティグループ
ポートコントローラー
ポート
論理デバイス
LUパス
ラベル
Host Group
プロセッサ※1
ドライブ※2
Dynamic Provisioningのプール
Dynamic Provisioningのボリューム
Dynamic Provisioningのプールボリューム
Oracle Oracleインスタンス
テーブルスペース
データファイル

注※1
  • 監視対象ストレージシステムがHUS100シリーズおよびHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズの場合は,プロセッサのリソース数です。
  • 監視対象ストレージシステムがUniversal Storage Platform V/VMシリーズおよびHitachi USPの場合は,チャネルプロセッサおよびディスクプロセッサのリソース数です。
  • 監視対象ストレージシステムがVSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500およびVirtual Storage Platformシリーズの場合は,MPブレードまたはMPユニットのリソース数です。

注※2
監視対象ストレージシステムがHUS100シリーズおよびHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズの場合に該当するリソースです。

(2) 接続するプログラム数

1つのTuning Manager serverと接続するプログラムの最大数を次の表に示します。

表1-10 Tuning Manager serverと接続するプログラムの最大数

プログラム 最大数
エージェント(インスタンス)※1 1,200
Device Manager 1※2
Tiered Storage Manager 1

注※1
1 つのPFM - Manager に接続できるエージェントの最大数は,エージェントから発行されるアラームイベントの発行頻度によって異なります。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録を参照してください。

注※2
1つのDevice Managerと接続するTuning Manager serverの最大数は1です。

エージェントのインスタンス数が最大数を超える場合は,Tuning Manager serverが稼働するホストを分割して,1つのTuning Manager serverと接続するエージェントのインスタンス数を減らす必要があります。詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager 運用管理ガイド」のトラブルシューティングについて説明している個所を参照してください。

(3) 同時にログインするユーザー数

1つのTuning Manager serverに同時にログインするユーザーの最大数は2人です。同じユーザー名でログインする場合はそれぞれカウントします。

(4) システム要件

1つのTuning Manager serverが稼働するホストのシステム要件の推奨値を次の表に示します。

表1-11 Tuning Manager serverのシステム要件の推奨値

項目 推奨値
CPU 2 GHz(3GHz)
物理メモリー 4 GB(16GB)
ディスク容量 10 GB(40GB)

注※
( )内は128,001個以上のリソースを監視する場合の推奨値です。

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