Tuning Manager 運用管理ガイド

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6.3.1 ポーリング設定を確認する

ポーリング設定を確認する手順を次に示します。

  1. エクスプローラエリアの[管理者メニュー]をクリックします。
  2. サブメニューの[ポーリング設定]をクリックします。
    [ポーリング設定]画面が表示されます。表示項目の意味を次に示します。

    表6-22 [ポーリング設定]画面の表示項目

    表示項目 意味
    ポーリング共通設定 デフォルトスケジュール 情報取得元のデフォルトのポーリングスケジュールです。新規エージェントを認識した場合は,デフォルトの設定を適用します。Tuning Manager serverを新規インストールした場合,デフォルトの設定は00:00です。ポーリングしない設定の場合は空白になります。
    過去データ収集期間 ポーリング時に過去のデータを取得するために遡る期間です。単位は時間です。遡る期間に0時間を設定した場合,遡り処理を実行しません。デフォルトは24時間です。
    リトライ設定 ポーリングが失敗した場合のリトライに関する設定です。リトライ間隔とリトライ回数が表示されます。リトライ間隔が0分の場合,即時リトライします。リトライ回数が0回の場合,リトライしません。リトライ設定をしていない場合は,[無効]が表示されます。
    エージェント一覧 名前 エージェント(PFM - Agent for OracleもしくはHTM - Storage Mapping Agent)のサービスIDまたは[HDvM]です。
    タイプ エージェントまたはDevice Managerの種別です。
    ポーリングスケジュール 各エージェントのポーリングスケジュールです。設定したポーリング時間がコンマ区切りで表示されます。デフォルトの設定を使用している場合は,デフォルトが表示されます。ポーリングしない設定の場合は空白になります。
    最終ポーリング時刻 最後にポーリングを実行した時刻です。一度もポーリングしていないか,監視状態がポーリングの対象になっていない場合は,[n/a]が表示されます。
    関連エージェント 関連エージェントが表示されます。

    注※
    エージェントの組み合わせによって,表示される項目が異なります。表示される項目を次の表に示します。
    [名前] [タイプ] [関連エージェント] 監視対象
    [HDvM] [HDvM] HTM - Agent for RAIDのサービスID ストレージシステム
    空白 ホスト(Agent-lessモード)
    ハイパーバイザー
    HTM - Storage Mapping AgentのサービスID PFM - Agent for PlatformがWindowsの場合,[Windows]
    Windows以外の場合,[Unix]
    PFM - Agent for PlatformのサービスID ホスト(Agentモード)
    PFM - Agent for OracleのサービスID [Oracle] 空白 Oracle
  3. [ポーリング設定]画面の最新の情報を確認したい場合は,[リフレッシュ]ボタンをクリックします。
    [ポーリング設定]画面が最新の情報に更新されます。

Tuning Manager serverがポーリング中のときは,最新のエージェント情報を取得できません。このときTuning Manager serverは,ポーリング中であることを示すメッセージをメッセージエリアに表示します。

注意
システムログを調べると,ポーリングに一般的に掛かる時間を推測できます(詳細は,「7.4 保守情報の採取方法」を参照してください)。

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