Tuning Manager 運用管理ガイド

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4.4.3 警告バナーのメッセージを設定する

User Management権限を持つユーザーは,警告バナーのメッセージを設定できます。

Hitachi Command Suite製品では,ログイン時のセキュリティリスク対策として,任意のメッセージ(警告バナー)を表示できます。

警告バナーのメッセージはhcmds64bannerコマンドを使用しても設定できます。hcmds64bannerコマンドでメッセージを設定する場合は,使用できるHTMLタグに制限がありません。また,ロケールごとに異なるメッセージを設定できます。hcmds64bannerコマンドで警告バナーを設定する方法については,「9.10 警告バナーの設定」を参照してください。

注意
Web Clientでは警告バナーのデフォルトとして表示されるメッセージだけを編集できます。ただし,hcmds64bannerコマンドを使用して設定されたメッセージの場合,Web Clientで使用できないHTMLタグが含まれているときは編集できません。

警告バナーのメッセージを編集するには,次の手順を実行します。

  1. エクスプローラエリアで[管理者メニュー]-[セキュリティ]を選択したあと,ナビゲーションエリアで[警告バナー]を選択します。
    アプリケーションエリアに警告バナー画面が表示されます。警告バナー画面には,設定されているメッセージが表示されます。メッセージが設定されていない場合は,「メッセージが定義されていません。」が表示されます。
  2. [メッセージ編集]ボタンをクリックします。
    メッセージ編集ダイアログが表示されます。
  3. [メッセージ]テキストボックスでメッセージを編集します。設定されているメッセージを削除する場合は,[削除]ボタンをクリックします。
    メッセージはHTML形式で編集します。使用できる最大文字数はHTMLタグも含めて1,000文字です。Web Clientでメッセージを編集する場合,使用できるHTMLタグは次のとおりです。
    <b>  </b>  <i>  </i>  <center>  </center>  <br>
    <div dir="ltr">  <div dir="rtl">  <div style="direction:rtl">
    <div style="direction:ltr">  </div>
    HTMLタグの大文字,小文字は区別しません。
    HTMLタグで使用する文字をメッセージに表示する場合は,HTMLのエスケープシーケンスを使用してください。
    表示するメッセージを任意の位置で改行したい場合,HTMLタグの<br>を使用してください。メッセージの編集時に入力した改行は,登録時には無視されます。
  4. 編集したメッセージを確認するために,[プレビュー]ボタンをクリックします。
    メッセージが正しく編集されている場合は,[プレビュー]欄にメッセージのHTML表示イメージが表示されます。使用できないタグを使用している場合や,HTMLの構文に問題がある場合は,エラーメッセージが表示され,[プレビュー]欄は空白となります。
  5. メッセージが正しく表示されることを確認したら,[OK]ボタンをクリックして編集内容を保存します。メッセージの編集をキャンセルする場合は[キャンセル]ボタンをクリックします。

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