Tuning Manager 運用管理ガイド
User Management権限を持つユーザーは,Hitachi Command Suite製品にユーザーアカウントを登録している場合,ユーザーアカウントをロックしたり,ロックを解除したりできます。
ロックが解除されるまでは,ロックされたユーザーアカウントでHitachi Command Suite製品にログインできません。
ログインに失敗して自動ロックされたユーザーアカウントのロックも解除できます。ユーザーアカウントを自動ロックする設定方法については,「4.4.2 ユーザーアカウントの自動ロックを設定する」を参照してください。
- 注意
- User Management権限を持つユーザーも自分のユーザーアカウントをロックすることはできません。
- ログイン中のユーザーのユーザーアカウントをロックすると,そのユーザーは操作を続行できなくなります。ユーザーアカウントをロックする場合は,対象のユーザーがログイン中でないことを確認してください。
- Systemアカウントのロック状態を変更するには,あらかじめ共通コンポーネントのプロパティを編集しておく必要があります。編集方法については,「9.9 Systemアカウントのロックに関する設定」を参照してください。
- すべてのユーザーアカウントがロックされた場合は,コマンドを使用してロックを解除する必要があります。コマンドを使用してロックを解除する方法については,「7.2.7 すべてのユーザーアカウントがロックされた」を参照してください。
- 外部認可サーバと連携してログインするユーザーアカウントは,Hitachi Command Suite製品に登録されていないため,Hitachi Command Suite製品でロック状態を変更できません。
- 外部認証からHitachi Command Suite製品共通のユーザー認証に変更した場合,パスワードが設定されていないユーザーアカウントはロックされます。パスワードを設定すると,ロックが解除されます。パスワードを設定する方法については,「4.3.4 パスワードを変更する」を参照してください。
ユーザーアカウントのロック状態を変更するには,次の手順を実行します。
- エクスプローラエリアで[管理者メニュー]-[ユーザー管理]を選択したあと,ナビゲーションエリアで[ユーザー]を選択します。
ユーザー画面が表示されます。ユーザー画面には[ユーザー一覧]が表示されます。- [ユーザー一覧]でロック状態を変更したいユーザーのチェックボックスを選択します。
タイトル行のチェックボックスを選択すると,すべてのユーザーが選択されます。
パスワードが設定されていないためにロックされたユーザーを選択しても,ロック解除の対象にはなりません。- [ロック]ボタンまたは[ロック解除]ボタンをクリックします。
ユーザーアカウントのロック状態変更を確認するダイアログが表示されます。- ロック状態を変更する場合は,[OK]ボタンをクリックします。ロック状態の変更をキャンセルする場合は[キャンセル]ボタンをクリックします。
ユーザー画面に戻ります。ロック状態を変更した場合は,[ユーザー一覧]の[状態]欄が更新されます。
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