Tuning Manager 運用管理ガイド
user_httpsd.confファイルに,特定のホストを指定して,Tuning Manager serverに接続できるWeb端末を制限します。
Tuning Manager serverに接続できる端末を制限する方法を説明します。
- 次のコマンドで,HiCommand Suite Common Web Service,Tuning Manager server,およびPerformance Reporterのサービスを停止します。
- Windowsの場合:
- <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\bin\hcmds64srv /stop
- Linuxの場合:
- <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmds64srv -stop
- user_httpsd.confファイルを開きます。
user_httpsd.confファイルは次のディレクトリにあります。
- Windowsの場合:
- <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\httpsd\conf\
- Linuxの場合:
- <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/httpsd/conf/
- Tuning Manager serverに接続できるホストをuser_httpsd.confファイルの最終行に登録します。
user_httpsd.confファイルへのホストの登録形式を次に示します。<Location /TuningManager> order allow,deny allow from ホスト [ ホスト...] </Location>ホストは次のどれかの形式で記述してください。登録形式についての注意
- ドメイン名(例 hitachi.ABCDEFG.com)
- ドメイン名の一部(例 hitachi)
- 完全なIP アドレス(例 10.1.2.3 127.0.0.1)
- IPアドレスの一部(例 10.1 この場合,10.1.0.0/16と同じ意味になります)
- ネットワーク/ ネットマスクの形式(例 10.1.0.0/255.255.0.0)
- ネットワーク/ nのCIDR 形式( nは,ネットワークアドレスのビット数を表す整数)(例 10.1.0.0/16)
- 1つのallow fromでホストを複数指定するときは空白で区切ってください。
- allow fromの指定は,複数行記述できます。
- Tuning Manager serverをインストールしたマシンから接続する場合は,ローカルループバックアドレス(127.0.0.1またはlocalhost)も指定する必要があります。
- orderは必ず指定の形式で記述してください。余分な空白やタブなどを挿入すると動作しません。
- ホストの登録例
<Location /TuningManager> order allow,deny allow from 127.0.0.1 10.0.0.1 allow from 10.0.0.0/26 </Location>- 次のコマンドで,HiCommand Suite Common Web Service,Tuning Manager server,およびPerformance Reporterのサービスを起動します。
- Windowsの場合:
- <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\bin\hcmds64srv /start
- Linuxの場合:
- <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmds64srv -start
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.