Tuning Manager 運用管理ガイド

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1.13 Tuning Manager serverに接続できるWeb端末を制限する

user_httpsd.confファイルに,特定のホストを指定して,Tuning Manager serverに接続できるWeb端末を制限します。

Tuning Manager serverに接続できる端末を制限する方法を説明します。

  1. 次のコマンドで,HiCommand Suite Common Web Service,Tuning Manager server,およびPerformance Reporterのサービスを停止します。

    Windowsの場合:
    <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\bin\hcmds64srv /stop

    Linuxの場合:
    <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmds64srv -stop
  2. user_httpsd.confファイルを開きます。
    user_httpsd.confファイルは次のディレクトリにあります。

    Windowsの場合:
    <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\httpsd\conf\

    Linuxの場合:
    <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/httpsd/conf/
  3. Tuning Manager serverに接続できるホストをuser_httpsd.confファイルの最終行に登録します。
    user_httpsd.confファイルへのホストの登録形式を次に示します。
    <Location /TuningManager>
    order allow,deny
    allow from ホスト [ ホスト...]
    </Location>
    ホストは次のどれかの形式で記述してください。
    • ドメイン名(例 hitachi.ABCDEFG.com
    • ドメイン名の一部(例 hitachi
    • 完全なIP アドレス(例 10.1.2.3 127.0.0.1
    • IPアドレスの一部(例 10.1 この場合,10.1.0.0/16と同じ意味になります)
    • ネットワーク/ ネットマスクの形式(例 10.1.0.0/255.255.0.0
    • ネットワーク/ nのCIDR 形式( nは,ネットワークアドレスのビット数を表す整数)(例 10.1.0.0/16
    登録形式についての注意
    • 1つのallow fromでホストを複数指定するときは空白で区切ってください。
    • allow fromの指定は,複数行記述できます。
    • Tuning Manager serverをインストールしたマシンから接続する場合は,ローカルループバックアドレス(127.0.0.1またはlocalhost)も指定する必要があります。
    • orderは必ず指定の形式で記述してください。余分な空白やタブなどを挿入すると動作しません。

    ホストの登録例
    <Location /TuningManager>
    order allow,deny
    allow from 127.0.0.1 10.0.0.1
    allow from 10.0.0.0/26
    </Location>
  4. 次のコマンドで,HiCommand Suite Common Web Service,Tuning Manager server,およびPerformance Reporterのサービスを起動します。

    Windowsの場合:
    <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\bin\hcmds64srv /start

    Linuxの場合:
    <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmds64srv -start

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