Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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A.12 Host Data Collectorとの連携に関するプロパティ(hostdatacollectors.propertiesファイル)

Host Data Collectorとの連携に関するプロパティは,hostdatacollectors.propertiesファイルに含まれています。

この節の構成
A.12.1 hdc.request.timeout
A.12.2 hdc.rmiregistry
A.12.3 hdc.rmiserver
A.12.4 hdc.classloader
A.12.5 hdc.usessl

A.12.1 hdc.request.timeout

Device ManagerサーバからHost Data Collectorに対するリクエスト処理のタイムアウト値を指定します(単位:ミリ秒)。

1000~86400000 の値を設定できます。

Device Managerサーバが複数のHost Data Collectorと通信する場合は,すべてのHost Data Collectorとの通信に適用されます。

デフォルト:1800000

A.12.2 hdc.rmiregistry

Host Data CollectorがインストールされたマシンのIPアドレスまたはホスト名と,RMIレジストリーのポート番号を次の形式で指定します。

IPアドレスまたはホスト名:[<ポート番号>],IPアドレスまたはホスト名:[<ポート番号>],

IPアドレスには,IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を使用できます。IPv6アドレスは必ず角括弧([ ])で囲んでください。

ポート番号は,hdcbase.propertiesファイルのhdc.common.rmi.registryPortプロパティまたはhdc.common.rmi.ssl.registryPortプロパティに指定した値と一致している必要があります。ポート番号を省略した場合,hdc.usesslプロパティの値がfalseのときは22098を,trueのときは22104を指定したものと見なされます。

Host Data Collectorがインストールされたマシンが複数台ある場合は,台数分,Host Data Collectorの情報を指定する必要があります。

デフォルト値:
管理サーバのOSがHost Data Collectorの前提OSである場合:127.0.0.1:22098
管理サーバのOSがHost Data Collectorの前提OSではない場合:なし
注意
Host Data CollectorがインストールされたマシンのIPアドレスまたはホスト名は,hdc.rmiregistryプロパティ,hdc.rmiserverプロパティおよびhdc.classloaderプロパティですべて同じにしてください。また,Host Data Collectorがインストールされたマシンに複数のIPアドレスが割り当てられている場合,Host Data Collectorのhdcbase.propertiesファイルのhdc.service.rmi.registryIPAddressプロパティも同じ値にしてください。

関連参照

A.12.3 hdc.rmiserver

Host Data CollectorがインストールされたマシンのIPアドレスまたはホスト名と,RMIサーバのポート番号を次の形式で指定します。

IPアドレスまたはホスト名:[<ポート番号>],IPアドレスまたはホスト名:[<ポート番号>],

IPアドレスには,IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を使用できます。IPv6アドレスは必ず角括弧([ ])で囲んでください。

ポート番号は,Host Data Collectorのhdc.common.rmi.serverPortプロパティまたはhdc.common.rmi.ssl.serverPortプロパティに指定した値と一致している必要があります。ポート番号を省略した場合,hdc.usesslプロパティの値がfalseのときは22099を,trueのときは22105を指定したものと見なされます。

Host Data Collectorがインストールされたマシンが複数台ある場合は,台数分,Host Data Collectorの情報を指定する必要があります。

デフォルト値:
管理サーバのOSがHost Data Collectorの前提OSである場合:127.0.0.1:22099
管理サーバのOSがHost Data Collectorの前提OSではない場合:なし
注意
Host Data CollectorがインストールされたマシンのIPアドレスまたはホスト名は,hdc.rmiregistryプロパティ,hdc.rmiserverプロパティおよびhdc.classloaderプロパティですべて同じにしてください。また,Host Data Collectorがインストールされたマシンに複数のIPアドレスが割り当てられている場合,Host Data Collectorのhdcbase.propertiesファイルのhdc.service.rmi.registryIPAddressプロパティも同じ値にしてください。

関連参照

A.12.4 hdc.classloader

Host Data CollectorがインストールされたマシンのIPアドレスまたはホスト名と,クラスローダーのポート番号を次の形式で指定します。

IPアドレスまたはホスト名:[<ポート番号>],IPアドレスまたはホスト名:[<ポート番号>],

IPアドレスには,IPv4アドレスとIPv6アドレスの両方を使用できます。IPv6アドレスは必ず角括弧([ ])で囲んでください。

ポート番号は,Host Data Collectorのhdc.common.http.serverPortプロパティまたはhdc.common.https.serverPortプロパティに指定した値と一致している必要があります。ポート番号を省略した場合,hdc.usesslプロパティの値がfalseのときは22100を,trueのときは22106を指定したものと見なされます。

Host Data Collectorがインストールされたマシンが複数台ある場合は,台数分,Host Data Collectorの情報を指定する必要があります。

デフォルト値:
管理サーバのOSがHost Data Collectorの前提OSである場合:127.0.0.1:22100
管理サーバのOSがHost Data Collectorの前提OSではない場合:なし
注意
Host Data CollectorがインストールされたマシンのIPアドレスまたはホスト名は,hdc.rmiregistryプロパティ,hdc.rmiserverプロパティおよびhdc.classloaderプロパティですべて同じにしてください。また,Host Data Collectorがインストールされたマシンに複数のIPアドレスが割り当てられている場合,Host Data Collectorのhdcbase.propertiesファイルのhdc.service.rmi.registryIPAddressプロパティも同じ値にしてください。

関連参照

A.12.5 hdc.usessl

Host Data CollectorマシンとDevice Managerサーバ間をSSLで通信するかどうかを指定します。

SSLで通信する場合はtrueを指定してください。非SSLで通信する場合はfalseを指定してください。

Host Data Collectorがインストールされたマシンが複数台ある場合,このプロパティの設定はすべてのHost Data Collectorマシンとの通信に適用されます。

デフォルト:false

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