Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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13.4.5 Device Managerエージェントの保守情報の取得(TICコマンド)

Device Managerエージェントの管理対象の通常ホストまたは仮想マシンで保守情報を取得するには,TICコマンドを実行します。

事前に完了しておく操作

コマンドの形式

Windowsの場合
TIC.bat [-outdir フォルダ名 [-f] [-d [アドオンモジュール名]]]

SolarisまたはHP-UXの場合
TIC.sh [-outdir ディレクトリ名 [-f] [-d [アドオンモジュール名]]]

AIXまたはLinuxの場合
TIC.sh [-outdir ディレクトリ名 [-f]]

コマンドの格納先

Windowsの場合
Device Managerエージェントのインストールフォルダ\bin

Linuxの場合
Device Managerエージェントのインストールディレクトリ/bin

SolarisまたはHP-UXの場合
/opt/HDVM/HBaseAgent/bin

AIXの場合
/usr/HDVM/HBaseAgent/bin

オプション

-outdir
保守情報の出力先を,絶対パスまたはカレントディレクトリからの相対パスで指定します。
パスの区切り文字を除き,次の文字は指定できません。
\ / : , ; * ? “ < > | $ % & ‘ ` ^
このオプションを省略した場合,TICコマンドの格納先が指定されたものとして動作します。

-f
-outdirオプションで指定したディレクトリがすでに存在する場合,強制的に上書きするときに指定します。

-d
特定のアドオンモジュールの障害情報を取得対象から外したい場合に,略称を次の形式で指定します。
hglm:Global Link Managerエージェント(Windows,SolarisまたはHP-UXの場合だけ)
hrpmap:Replication Manager Applicationエージェント(Windowsの場合だけ)
複数指定する場合はコンマ(,)で区切ります。アドオンモジュール名を省略した場合は,Global Link ManagerエージェントとReplication Manager Applicationエージェントの障害情報は取得されません。

次の場所に保守情報が出力されます。

Windowsの場合:
-outdirオプションに指定したフォルダ\resultDir

UNIXの場合:
-outdirオプションに指定したディレクトリ/resultDir

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