Hitachi Command Suite システム構成ガイド
ミッドレンジストレージに対する構成変更やリフレッシュがエラー終了し,KAIC05310-EメッセージまたはKAIC06299-Eメッセージが出力された場合,ミッドレンジストレージとDevice Managerサーバ間の通信タイムアウト時間を延長してください。
Device Managerサーバからストレージシステムへの接続処理がタイムアウトしているおそれがあります。
次の手順でストレージシステムとDevice Managerサーバ間の通信タイムアウト時間を延長してください。
なお,通信タイムアウト時間は,次の値のうち,小さい値が適用されます。
- 管理サーバのOSに設定された値
- lanconf.infファイルのConnectionTimeoutプロパティの値
- lanconf.infファイルのConnectionTimeoutプロパティの値を運用環境に合わせて変更します。
指定できる値の範囲は1~60(秒)です。
- Windowsの場合
- <Hitachi Command Suiteのインストールフォルダ>\DeviceManager\HiCommandServer\lib\HSNMAPI\lanconf.inf
- Linuxの場合
- <Hitachi Command Suiteのインストールディレクトリ>/HiCommandServer/lib/HSNMAPI/lanconf.inf
- Hitachi Command Suite製品のサービスを再起動します。
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