Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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12.4.3 詳細メッセージに出力されるオプション

詳細メッセージに出力されるオプションの内容を次の表に示します。

表12-23 詳細メッセージに出力されるオプション

出力文字列 操作内容
add
  • ターゲットがReplicationの場合
    コピーペアを追加する。
  • ターゲットがReplicationControllerPairの場合
    既存のRCUに論理パスを追加する。
  • ターゲットがVResourcePartitionUnitの場合
    仮想リソースグループに,仮想LDEVを追加する。
all
  • ターゲットがStorageArrayの場合
    SMI-S enabledストレージシステムも情報取得の対象にする。
  • ターゲットがURLLinkの場合
    SMI-S enabledストレージシステムの管理サーバのURLも取得の対象にする。
applyMonitorDataAndRelocate S-VOLに適用したI/Oモニタリング情報を基に,HDTプールの階層再配置を実行する。
auto HDPプールの作成または拡張時に,PDEVを自動的に選択する。
assign DPプールとDPボリュームを関連づける。
bulk 容量または個数を指定して,複数のボリュームを作成する。
changerank 外部ボリュームの階層ランクを変更する。
ctg コンシステンシーグループIDを設定する。
datastore 仮想化サーバのデータストア容量の情報だけを更新する。
delete
  • ターゲットがReplicationの場合
    コピーペアを削除する。
  • ターゲットがReplicationControllerPairの場合
    既存のRCUから論理パスを削除する。
  • ターゲットがVResourcePartitionUnitの場合
    仮想リソースグループから,仮想LDEVを削除する。
dividebycap 容量を指定して,複数のボリュームを作成する。
dividebynum 個数を指定して,複数のボリュームを作成する。
encrypt
  • ターゲットがArrayGroupの場合
    暗号化されたパリティグループを作成する。
  • ターゲットがJournalPoolの場合
    暗号化されたHDPプールを作成する。
exist 既存の仮想パリティグループに,DPボリュームを作成する。
expand DM-LUを拡張する。
force
  • ターゲットがLUSEの場合
    ボリュームとホストグループ間またはボリュームとiSCSIターゲット間のパスがすでに存在する論理ユニットでLUSEを作成する。
  • ターゲットがVirtualVolumeの場合
    DPプールと関連づけられているDPボリュームに対し,関連づけの解除とDPボリュームの削除を同時に実行する。
  • ターゲットがExternalArrayGroupの場合
    Device Managerに登録されていない外部ストレージシステムのボリューム(外部ボリューム)を設定する。
  • ターゲットがVResourcePartitionUnitの場合
    仮想LDEVが所属する仮想リソースグループを強制削除する。
  • ターゲットがMonitoringDataの場合
    コピーペアの構成に関係なく,I/Oモニタリング情報を適用または取得する。
HORCMInfo 構成定義ファイル情報だけを更新する。
inband2 Thin Imageのコピーペアを操作する。
iSCSINameDiscard 設定されているiSCSIネームを破棄する。
lusekeep LUSEを保持する。
mapVAttr 仮想LDEVに仮想LDEV情報を設定する。
mapVID 仮想LDEVに仮想デバイス番号を設定する。
merge 複数のホストに割り当てられたWWNまたはiSCSIネームを1つのホストに統合する。
move
  • ターゲットがPResourcePartitionUnitの場合
    リソースグループの各リソースを別のリソースグループに移動する。
  • ターゲットがVResourcePartitionUnitの場合
    仮想LDEVを別の仮想リソースグループに移動する。
nameSync:false
  • ターゲットがJournalPoolの場合
    DPプール名をストレージシステムに反映しない。
  • ターゲットがObjectLabelの場合
    ボリュームラベルをストレージシステムに反映しない。
nameSync:true
  • ターゲットがJournalPoolの場合
    DPプール名をストレージシステムに反映する。
  • ターゲットがObjectLabelの場合
    ボリュームラベルをストレージシステムに反映する。
noformat フォーマットをしないで,論理ユニットを作成する。
nolabelbefore すでにラベルを設定している場合は,エラーとする。
numOfLUs:n 作成するボリュームまたはDPボリュームの数。<n>は作成するボリュームまたはDPボリュームの数。
numOfPDEVs:n HDPプールを構成するPDEV数。
overwrite
  • ターゲットがHostの場合
    同名のホストがあったとき,上書きする。
  • ターゲットがObjectLabelの場合
    すでに設定しているラベルを削除してから,ラベルを設定する。
  • ターゲットがVResourcePartitionUnitの場合
    同じ仮想デバイス番号を持つLDEVがあったとき,上書きする。
private プライベート論理グループの情報を取得する。
public パブリック論理グループの情報を取得する。
quickformat
  • ターゲットがLogicalUnitの場合
    論理ユニットを作成し,クイックフォーマットを実行する。
  • ターゲットがLogicalUnitFormatの場合
    論理ユニットのクイックフォーマットを実行する。
refreshable ロールとしてModifyが設定されているストレージシステムだけをレスポンスで返却する。
refreshconfiguration コピーグループの性能情報と構成情報を同時に更新する。
remainMigraion 完了したプランのプランステータスを,ストレージシステム(SVP)に残す。
restore 副ボリュームのデータを,正ボリュームにコピーする。
resync 正ボリュームのデータを,副ボリュームにコピーする。
reverse 正ボリュームと副ボリュームの関係を逆転させてからコピーペアを削除する。
setMode 仮想LDEVの操作モードを設定する。
smi-s
  • ターゲットがObjectNameの場合
    SMI-S enabledストレージシステムの名称を対象にする。
  • ターゲットがStorageArrayの場合
    SMI-S enabledストレージシステムだけを対象にする。
  • ターゲットがURLLinkの場合
    SMI-S enabledストレージシステムの管理サーバのURLだけを対象にする。
split ペアを分割する。
startMonitor 性能モニタリングを開始する。
startRelocation ハードウェア階層再配置を開始する。
stopMonitor 性能モニタリングを停止する。
stopRelocation ハードウェア階層再配置を停止する。
suspend Universal Replicatorで,3DCペアを作成する。
takeOverWWN 指定したWWNがすでに登録されているWWNと重複したため,WWNを置き換えるか,既存のWWNを保持する。
unassign DPプールとDPボリュームの関連づけを解除する。
unmapVAttr 仮想LDEVから仮想LDEV情報を削除する。
unmapVID 仮想LDEVから仮想デバイス番号を削除する。
update 既存のペア構成を変更する。
validate:false ペアの変更時にHORCMファイルを検証しない。
validate:true ペアの変更時にHORCMファイルを検証する。
waitingViewSynchro データベースの更新処理が終了したら,完了レスポンスを返却する。
withoutVAttr 仮想LDEVに仮想LDEV情報を設定しない。
withoutVID 仮想LDEVに仮想デバイス番号を設定しない。
ZeroPageReclaim ゼロページを破棄する。

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