Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Device Managerエージェントをパッケージングするには,登録ファイルとインストーラー実行シェルを作成し,rdscmコマンドを実行します。
- 統合インストールメディアを挿入し,マウントします。
- Device Managerエージェントのインストーラーが格納されているディレクトリ以下のファイルおよびサブディレクトリを次のコマンドですべてコピーします。
ここでは<DVDのマウントディレクトリ>/AGENTS/HDVM/Solarisと仮定します。
# cp -r <DVDのマウントディレクトリ>/AGENTS/HDVM/Solaris /* /var/tmp/HDvM-Agent- 資源登録システムに,root権限でログインします。
- 登録ファイルとインストーラー実行シェルを作成します。
パッケージを実行するには,登録ファイル(HDvM_Agt_regfile)とインストーラー実行シェル(HDvM_Agt_install)を作成する必要があります。
HDvM_Agt_regfileとHDvM_Agt_installのサンプルファイルは,Device Managerエージェントのインストーラーと同じディレクトリに格納されています。このサンプルファイルは編集しないで使用できます。
重要
- デフォルトでは,配布先システムの起動時にインストールされますが,登録ファイルを編集することで,PUSH型でDevice Managerエージェントをインストールするように指定できます。
参考
- Device Managerエージェントの製品に同梱されている登録ファイルのサンプルファイルをそのまま使用する場合,配布先システムがUNIXのときは,/var/tmpを一時的な格納場所とします。
- 次のコマンドを実行して,配布管理システムへDevice Managerエージェントを登録します。
# chmod 711 /var/tmp/HDvM-Agent/HDvM_Agt_install
# rdscm -k <JP1/NETM/DM Managerのパスワード> -d <ソフトウェアディレクトリ> < 登録ファイル>
- <ソフトウェアディレクトリ>
- 資源登録システムに格納されているDevice Managerエージェントのディレクトリのパスを指定します。
- <登録ファイル>
- 手順2.でコピーしたHDvM_Agt_regfileファイルのパスを指定します。
- 実行例を次に示します。
- # rdscm -k <JP1/NETM/DM Managerのパスワード> -d ./HDvM-Agent /var/tmp/HDvM-Agent/HDvM_Agt_regfile
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