Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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11.3.7 hldutilコマンドで表示される情報

hldutilコマンドを実行した場合に表示される情報を,出力順で次の表に示します。

OSや指定したオプションによって,表示される項目は異なります。

表11-11 hldutilコマンドで表示される情報

表示項目 意味
Dg name ドライブグループ名
Device ドライブ番号(Windowsの場合)
デバイススペシャルファイル名(UNIXの場合)
fs ファイルシステム名
P/S※1 P-VOL,S-VOLの区別
Vend. ベンダー名
Prod. プロダクト名
Port# ポート番号(DKC側)
Tid#※2 ターゲットID(ホスト側SCSIインターフェース)
Lun#※2 LU番号(ホスト側SCSIインターフェース)
Ldev# LDEV番号(DKC側)
Ser# ストレージシステムのシリアル番号
RaidID ストレージシステムの機種を表す文字列
詳細については,「表11-12 hldutilコマンドで表示されるRaidIDとストレージシステムの機種の対応」を参照してください。
RG# パリティグループ番号
PortWWN※3 Port WWN名
NodeWWN※3 Node WWN名
iSCSIName iSCSIイニシエーターのiSCSIネーム

注※1
ホストが仮想マシンの場合,P-VOLやS-VOLの構成を変更したあとにhldutilコマンドを実行すると,情報が正しく表示されないことがあります。仮想化サーバを再起動すると,正しい情報が表示されます。

注※2
HP-UX 11i v3の一貫性のある特殊デバイス(persistent device special file)の場合,この項目は出力されません。

注※3
NPIVを使用して仮想マシンに仮想WWNを割り当てている場合,仮想化サーバの物理WWNが出力されます。

表11-12 hldutilコマンドで表示されるRaidIDとストレージシステムの機種の対応

RaidID ストレージシステムの機種
71 Hitachi WMS 100またはBR50
73 Hitachi AMS 200またはBR150
75 Hitachi AMS 500
77 Hitachi AMS 1000またはHitachi TMS1000
81 Hitachi SMS 100
82 Hitachi SMS 110
83 Hitachi AMS2010,Hitachi AMS2100またはBR1600シリーズ
85 Hitachi AMS2300
87 Hitachi AMS2500
91 HUS110またはBR1650S
92 HUS130またはBR1650E
93 HUS150
HM70 HUS VM
HM82 VSP G100,G130,G150,G200,G350,G370またはVSP F350,F370
HM84 VSP G400,G600,G700またはVSP F400,F600,F700
HM86 VSP G800,G900またはVSP F800,F900
HM90 VSP E990
R500 Hitachi USP 100,Hitachi USP 600またはHitachi USP 1100
R501 Hitachi NSC 55
R600 Universal Storage Platform V
R601 Universal Storage Platform VM
R700 Virtual Storage Platform
R800 VSP G1000,G1500,またはVSP F1500
R900 VSP 5000シリーズ

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