Hitachi Command Suite システム構成ガイド
使用できるアドオンモジュールの名称とバージョンを表示するには,hbsa_modinfoコマンドを実行します。
アドオンモジュールの名称とバージョンは,V.R1.R2-MM(V:バージョン番号,R1およびR2:リビジョン番号,MM:修正版番号)の形式で表示されます。アドオンモジュール名を指定して,そのモジュールが使用できる状態かどうかを確認することもできます。
該当するアドオンモジュールが見つからなかった場合は,アドオンモジュールが見つかりませんでしたという意味のメッセージが表示されますが,hbsa_modinfoコマンドは正常に終了します。
なお,Global Link Managerエージェントのバージョンが6.2の場合は,コマンド実行結果のアドオンモジュール名にHGLM Agentが表示されます。
また,アドオンモジュール名にhdlmが出力されるのは,OSがWindowsで,Dynamic Link Managerエージェントのバージョンが6.0以降の場合だけです。
- Administrator 権限(Windowsの場合)またはroot(UNIXの場合)でのログイン
hbsa_modinfo [<アドオンモジュール名>]
- Windowsの場合
- <Device Managerエージェントのインストールフォルダ>\bin
- Linuxの場合
- <Device Managerエージェントのインストールディレクトリ>/bin
- SolarisまたはHP-UXの場合
- /opt/HDVM/HBaseAgent/bin
- AIXの場合
- /usr/HDVM/HBaseAgent/bin
- <アドオンモジュール名>
- 特定のアドオンモジュールの使用可否を確認する場合に,略称を次の形式で指定します。
- hdlm:Dynamic Link Managerエージェント
- hdvm:Device Managerエージェント
- hglm:Global Link Managerエージェント
- hptm:Protection Managerエージェント
- hrpm:Replication Managerエージェント
- hrpmap:Replication Manager Applicationエージェント
hbsa_modinfoコマンドで確認できるアドオンモジュールと機能概要を次に示します。
- Dynamic Link Managerエージェント
ホスト・ストレージシステム間のアクセス経路の監視と調整をします。- Device Managerエージェント
ストレージシステムおよびホストの使用状況を収集します。- Global Link Managerエージェント
ホスト・ストレージシステム間のDMPパス経路を監視します。- Protection Managerエージェント
ストレージシステムの高速コピー機能を使用したバックアップ運用を簡略化します。- Replication Managerエージェント
ストレージシステムのレプリケーションの状態を監視します。- Replication Manager Applicationエージェント
ストレージシステムの高速コピー機能を使用したバックアップ運用を一元管理します。
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