Hitachi Command Suite システム構成ガイド
バックアップと復元,エクスポートとインポートについて,機能の違いを次の表に示します。
表10-1 バックアップ・復元とエクスポート・インポートの違い
項目 バックアップと復元 エクスポートとインポート Hitachi Command Suite製品のバージョンの条件 制限なし。 エクスポート元およびインポート先に,バージョン05-50以降の製品がインストールされていること。 主な使用目的 サーバマシンに障害が発生したときに,現状の運用環境を復元すること。 サーバマシンを,別のOSのマシンなど現状とは異なる環境に移行すること。 対象となるデータ
- Hitachi Command Suite製品のデータベース
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベース
- Hitachi Command Suite製品のデータベース
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベースに含まれるユーザー情報
マシン条件
- バックアップ元マシンと復元先マシンで,インストールされているHitachi Command Suite製品の種類が一致していること
- バックアップ元マシンと復元先のマシンで,インストールされているHitachi Command Suite製品のバージョンおよびリビジョンが一致していること
- インポート先のマシンに,インポート対象のHitachi Command Suite製品がインストールされていること
- インポート先のマシンにインストールされているHitachi Command Suite製品のバージョンおよびリビジョンが,エクスポート元と同じか,それ以上であること
以降で,各操作の手順を説明します。
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