Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Device Managerでは,バージョン1.1.0~1.5.0のSMI-Sに対応しています。Device Manager(CIMサーバ)に接続するために必要なネームスペースをCIMクライアントで指定します。
ネームスペースは,次の形式で指定できます。
- SMI-Sのバージョンを指定する。
root/smis/smisxx(xxはバージョン番号の略)を指定します。
例えば,バージョン1.5.0を指定する場合,root/smis/smis15を指定します。
指定したSMI-Sのバージョンに準拠したネームスペースのうち,最新のネームスペースが選択されます。- 「最新」という条件で指定する。
root/smis/currentを指定します。
最新のネームスペースが選択されます。- interopを指定する。
SMI-Sのバージョン1.3.0からは,ネームスペースinteropをサポートします。ネームスペースにinteropを指定すると,最新の管理サーバの情報を保持しているServer プロファイルが指定されます。このServerプロファイルを経由して,各ベンダーのネームスペースにアクセスし,Arrayプロファイルおよびサブプロファイルの情報を取得します。
interopでは,SMI-Sのバージョン1.3.0以降に記載されているqueryだけを,CIM_IndicationFilterのQueryプロパティに設定できます。
ネームスペース SMI-Sのバージョン smisxx current interop smis11 - - 1.1.0 smis12 - - 1.2.0 smis13 - - 1.3.0 smis14 - - 1.4.0 smis15 current interop 1.5.0 (凡例) -:該当なし
All Rights Reserved. Copyright© 2014, 2020, Hitachi, Ltd.